
角中勝也、死球・・・。ランナー一塁で追加点を伺いたい展開でした。この日ヒット2本と好調の角中は送りバントの構え。そこに、ファイターズ先発・吉川光夫のシュートが襲い掛かります。
・・・・・・手に。
試合後、骨折である事がわかりました。全治6~8週間、もちろんこれは「今季絶望」を意味します。CS圏内の3位争いをしている状況においてこれは本当に痛い・・・・・・
たしかに、一瞬吉川を恨みました。しかし、それも野球です。危険と隣り合わせなのが野球です。マリーンズにしても、6月末にバファローズ小谷野栄一に死球を与えて戦線離脱させています。大嶺祐太を恨むバファローズファンもいるでしょう。
野球においては避けられない死球です。ましてや好打者の角中ゆえ、厳しい攻めをされるのも当然です。もちろん、故意死球は論外ではあります。しかしこの状況を考えても吉川が故意にぶつけたはずがありません。カード頭でもありませんし、一塁走者の荻野貴司をスコアリングポジションにやすやすと進める事態はなんとしても避けねばならない展開・・・そんなことは言うまでもないでしょう。吉川にとっても、痛い死球だったわけです。
とにかく角中には、いち早く元気に戦列に戻ってもらえるよう祈ることしかできません。ただ、角中の復帰の舞台を是非とも作らねばなりません。是非とも、ポストシーズンに進出してもらわねばいけません。