ドラフト6位、宮崎敦次投手。広島の大学生、もちろん見た事はありません。
ならば、神宮に来てもらうしかありません。
しかも宮崎投手の広島国際学院大は広島六大学野球リーグを制し、明治神宮野球大会の中・四国代表を決める大会に臨みます。これを勝ち抜けば、いよいよ神宮に宮崎投手が来ます。
・・・会えると思ったのに。
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この代表決定戦たる「中・四国大会」は「中国地区大学野球連盟」の勝者、「四国地区大学野球連盟」の勝者、そして「広島六大学野球連盟」の勝者・・・つまり宮崎投手の広島国際学院大が戦います。
調べて驚きました。なんと、「巴戦」。そんなの、大相撲の優勝決定戦でしか聞いたことがないぞ。
ともあれ巴戦。3校がそれぞれ当たり、25日の一日だけで勝者(つまり神宮大会代表)を決める一発勝負。松山・坊ちゃんスタジアムで行われました。
第一試合:徳山大○8-2●広島国際学院大
第二試合:徳山大○2-1●愛媛大
・・・秒殺。第三試合が行われることなく徳山大の代表切符が決まってしまいました。恐るべし巴戦。
宮崎投手のアマチュアでの雄姿を見ることなく終わってしまいました。
本人にとっても悔しい一戦だったでしょう。先発して序盤に大量失点しての敗戦・・・ただ、ここからがプロ野球選手・宮崎敦次の世界です。
正月明けのロッテ浦和球場で、その姿を見られる日を楽しみにしましょう。