
都市対抗野球も気づけば残り2日。もう、準決勝なのです。

各チームの旗が並んでいるわけですが、この時点で残るチームはわずか3つ。第一試合では前年(及び前々年)覇者のJX-ENEOSが西濃運輸に敗れるという波乱もありました。そしてJR東日本も既に敗退していました。残るのは20年ぶりの決勝進出を決めた西濃運輸と…

主なOB、清田育宏。

主なOB、東明大貴。
NTT東日本(東京都)と富士重工業(群馬県太田市)の対戦となりました。
そしてこの日は初めて「バルコニー席」に挑戦しました。

入ったら、ホテルのラウンジのようでした。こんなところが東京ドームにあったとは。
そして座席はまさに映画館のようなふかふかシートで、飲み食いできるテーブルもついているのです。

ビューはこんな感じです。頭上には中継のモニターがあり、生観戦ではなかなか知る事のできない選手の球歴や大会通算成績なども知ることができます。なんというゴージャスな席なのでしょう。
ただこの席、なんと700円!! 決勝以外のバルコニー席は「最終試合割引」というものがあって、その日最後の試合だけを見るのであれば700円で行けてしまうのです。お、お得過ぎる!Σ( ̄□ ̄;)

しかしまぁ、見事なオレンジでした。NTT東日本は東京都第一代表だけあって圧倒的な応援でした。

NTT東日本の先発はアマチュアから代表チーム入りしたことのある高木伴投手でした。ただ1点リードをあっさりと吐き出し、かつ逆転も許すことになりまさかの3回途中降板でした。
富士重工業、強いのです!! その後は相手投手が代わっては打ち、代わっては打ち…。あっという間に6-1。
そして、応援は個性的でした。まずは秀逸なマイクパフォーマンス。

守りの時は男性。投げる小野投手をもりたてるべく「ストライクお願いしまーす!!」。そして追い込んだら「三振!三振!」。
「ゲッツー!ゲッツー!」もありましたし、「チェーンジ!チェーンジ!」というのも。文面にすると普通ですが、聞くとかなり斬新です。思わず心の中で突っ込みます。合コンか。
ただしタイミングが微妙・・・自分が投手だったら、ちょっとイヤかも(笑)

攻めは女性。歌はもうちょっと練習しましょう(笑)。そしてしばしば繰り出されたのが、なんと「ハイパースバル」!Σ( ̄□ ̄;)前に座っていたおじいさん3人組がその楽しさに気付き、終盤はもう「フゥ
フゥ
」とノリノリでした。

途中3度繰り出された安木節は「太田市役所安木節愛好会」によるもの。もはや応援というよりかは「出し物」です(笑)。確実に野球、見ていません。

歌ってる。普通に。
ただ応援はNTTも負けません。6-1で富士重工業リードの8回に反撃の2ランで6-3とした時でした。

文字通りの「お祭り騒ぎ」でした(笑)。・・・野球?
しかし試合は9回、富士重工業が攻める手を全く緩めずに3点!!

9-3、決勝進出を決めました。
◆◇◆
私的にはかなりの番狂わせ。なんと富士重工業、決勝進出は45年ぶりのこと。20年ぶりの西濃運輸と、45年ぶりの富士重工業。
これはなんとも楽しみな、決勝です!!

富士重工業・小野投手。素晴らしい投球でした。8回途中まで3失点、こちらも東明投手同様、桐蔭横浜大出身の投手。2012年明治神宮野球大会優勝時のエースでした。東明投手の背番号「16」を引き継いだ社会人1年目、注目はやはり2015年ドラフトでしょうか。
(7月28日・東京ドーム)
○富士重工業
012210003=9
●NTT東日本
100000020=3
【本塁打】
(富)竹田②、林②
(N)加藤②
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