もう何百回と来ているマリンフィールド。ちなみに初めて来たのは2002年でした。
ところが、いつもと雰囲気が違う。
実は毎年見ている習志野高校でしたが、今年はなんとたった1/3イニング観戦(笑)。
習志野高校、早々とコールド勝ちを決めてしまいました。圧倒的なブラバン、勝利のテーマのみ聴きました。やはり人気の習志野高校、スタンドは人でみっしり埋まり、4階席も開放されていました。
(7月20日・QVCマリンフィールド)
●千葉南高
0000000=0
習志野高
○114110X=8
(※7回コールド)
◆◇◆
第三試合まで時間があったので、腹ごしらえ。
ブラゼル丼、売り切れ(笑)。というか、そもそもやっていたのでしょうか。
それぞれ決戦に向けて、試合前練習時には勝利のスクラムを組み、士気を上げていきます。ああ素晴らしいぞ高校野球!
そして、試合開始。
なんと先頭打者アーチ! きれいな弾道がライトスタンドのポール際に吸い込まれます。
試合は本当に締まったもので、両チームともよく守ります。ここマリンの第一試合、第二試合はともにコールドゲームだったのですが、この試合は最後まで僅差。
2-0、東海大望洋がまたしても僅差の試合を制します。
(7月20日・QVCマリンフィールド)
●袖ヶ浦高
000000000=0
○東海大望洋高
10010000X=2
【本塁打】
(望)鈴木将①
◆◇◆
試合結果以上に、両チームの姿に圧倒されました。
敗れた袖ヶ浦高校の一人の選手の姿。最終学年の選手であるかどうかは分かりません。いずれにしてもここで終わった今年の夏、何を思うか。
高校野球に限らず野球というスポーツを通して人は何かを表現しようとし、実現しようとします。やはり勝負事ですので黒白はどうしてもついてしまうわけですが、その努力の過程において人は何かを得て、何かを与えてくれるものです。人生においてそういったものを見つけられた人は幸せです。「野球を通して」は大げさな表現なのかもしれませんが、日本においてスポーツ文化の成熟というものを考えるとき、やはり一度は真剣に見たい高校野球であると私は思います。
(これはついこの前の大学日本選手権のテレビ中継で解説をしていた國學院大・鳥山監督の言葉を受けてなおさらそう思うのですが、それはまた別稿にて触れられればと・・・)
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