今年もやってまいりました。暑い、特別な夏。
東京湾岸の倉庫地帯、大田スタジアムにやってまいりました。この球場は自身2度目、最初はたしか楽天とマリーンズのオープン戦でした(何年前だったかは忘れましたが、山崎武司選手がまだ楽天のユニフォームを着ていました)。
なんと前泊してまでの観戦でした。今年も高校野球、追いかけます!
高校野球はグラウンドでのプレーもさることながら、このスタンドの一体感も最高です。お母さんたちからお茶まで振る舞ってもらってしまいました。
ところがこの小山台(こやまだい)高校、都立といえども実は今春センバツの代表校です。ただ初戦、いきなり履正社と当たって0-11で敗戦を喫してしまい、甲子園の厳しさを味わってきております。ただ履正社(主なOB、T-岡田選手、山田哲人)、この大会は決勝まで進んだチームだったのです。履正社とさえ当たっていなければ、はありますがやはり「甲子園での忘れ物」を取りに行かねばならないのです。ああまさかこんな早い段階でこの高校が見られるとは思いませんでした。
主なOBは菅直人元首相、故・筑紫哲也氏など。都内有数の進学校でもあり、文武両道を地で行きます。
さすがに強い、小山台!
初回にいきなり2番打者がホームラン、さらにはランニングホームランも飛び出すなどして一気呵成の4点先取でした。
一方長い守りとなってしまったのは橘高校。ちょっと前に向島工業と向島商業が統合して生まれた学校だそうです。守りの時、ベンチの選手はわずか2人でした・・・そういう学校も特別な夏に臨んでいるのだという事はここに記しておきたいと思います。
小山台、投げてはエース伊藤優輔投手が本当に素晴らしく、初回の先頭打者にヒットを許したのみの4回無失点。春には甲子園で苦い思いをした伊藤投手は甲子園を知ってから、さらにたくましくなったのではないかと思います。
もちろん一般受験で難関の小山台に入った伊藤投手なのですが、実は小山台の監督がこの投手の凄さを知ったのは、対戦チームの監督によってでした。
「まさかあの伊藤くんが小山台にいたとは!」
中学時代の実績はむしろ対戦校が知っていたという、何とも不思議なエピソードを聞いたことがあります。
12対0、1回戦ではよくあることです。小山台のリベンジが、始まります。
ああ、やはり都立出身の私としてはこれから当たる私学強豪も破って、是非とも夏の舞台に躍り出てほしいと思うのです。
◆◇◆
7月は高校野球の季節でもあります。もしろん仕事もしているしマリーンズも追っかけたいので何試合見られるかは分かりませんが、精力的にスケジュールを組みたいと思います。
(7月6日・大田スタジアム)
○小山台高校
40233=12
●橘高校
00000=0
(※5回コールド)
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