ベイビーマリーンズ!(6・27QVCマリンフィールド) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

昨日は野球がなかったので…


野球を見ました。何のこっちゃ。
実はこの月曜日を楽しくすべく、予め先週金曜日の親子ゲームのイースタンを録画しておりました。そしてやっと、そのファイターズ戦を見ました。生馬アイザック氏のちょっとうざったい実況(とはいえ、結構取材しているのはわかります)と元西武・新谷博氏の時折繰り出されるオネエ言葉の解説でした。ただ「投げるダヴィンチ」新谷氏、随所でかなり素晴らしい事を分かりやすくおっしゃいます。アイザックくんがぐちゃぐちゃにしちゃっている感があり、ちょっともったいないといえばもったいない…まぁ認知度の低いファームの放送のスタンスとしてはそれもよいのかな、と。
掛け合いは面白かったです!!

…試合です。ところで「ベイビーマリーンズ」って何だ?

【ファイターズ・スタメン】
(二)松本剛
(中)岸里亮佑
(指)小谷野栄一
(右)佐藤賢治
(遊)森本龍弥
(左)鵜久森淳志
(一)赤田将吾
(三)宇佐美塁大
(捕)石川亮
…先発、榎下陽大投手。

【マリーンズ・スタメン】
(中)加藤翔平
(指)江村直也
(一)細谷圭
(左)大松尚逸
(二)大嶺翔太
(右)神戸拓光
(捕)田村龍弘
(三)塀内久雄
(遊)三木亮
…先発、松永昂大投手。

なぜ小谷野選手がここにおるのさ。と言いたくなるファイターズ。
「なんでここにいるの?」と新谷さんがつい言っちゃう塀内選手もスタメンでした。そういえば久雄選手、今年はまだ一軍未出場ではなかったか。

先制はマリーンズ、大松選手のラッキーツーベースからの神戸選手タイムリー。これまた今季一軍未出場の神戸選手、この日は転がしてのマルチヒットでした。状況を踏まえたバッティングは「大砲待望論」とは逆かもしれませんが。
しかし松永投手、被弾でたちまち同点となってしまいました。ただ松永投手は先発マウンドを5回1失点に抑え、変なフォアボールもなく遂げたのはよかったです。一軍の先発の駒が足りない中、先発として戻ってくるための調整なのかもしれません。

試合では久々に日本生命コンビの井上晴哉選手、吉原正平投手を見ます。一軍の壁にぶち当たった両者それぞれの戦いでしたが、プロで結果を出すのは本当に難しいものです。井上選手は2打数無安打(但し1打点)、吉原投手は1回1失点(但し勝利投手)。7回に吉原投手が勝ち越しを許した後のマリーンズの攻撃が見事でした。ルーキー三木亮選手のタイムリー、そしてその後一軍に上がることになる代打・福浦和也選手にもタイムリーで逆転。ファームのマリーンズは、ワンチャンスを逃さず得点してきます。

その中で光ったのは、これまであまり目立たなかった選手でした。小池翔大選手…実はこの日も途中出場で、入る打席も限られており随分心配しました。しかしながらこの日は2打数2安打と打撃でしっかり結果を出しました。状況判断の優れた走塁も見せてくれました。背番号も降格させられてまさに背水の陣である小池選手ですが、じっくりアピールして一軍に呼ばれる日を楽しみにしたいと思います。

それにしても新谷さんの解説は実に素晴らしかったです。ファームのゲームである前提を特に重視しての解説は結果に乗っかることなく細かい分析を経て、しかも分かりやすく伝えてくれます。たとえば三木選手が同点タイムリーを打ったシーンでは、仕留める前に新垣投手が投じた甘めの球を見逃した点を挙げ、「あれを打たないと」と指摘します。なお結果は再びきた甘めの球を逃さずタイムリーでしたが「一軍にはあそこであんな球は来ない」と厳しく断じます。まさにその通り、そう思いました。
ファームは、一軍を勝たせるための場です。したがって「一軍での活躍」を前提に話すわけです。徹頭徹尾、その語りにブレはありませんでした。
かなり勉強になった放送でした。

(もっとも一番勉強になったのは私よりもアイザックくんか。新谷さん、彼のカナディアン.167ジョークに対しても厳しかったです(笑))

(6月27日・QVCマリンフィールド)
●ファイターズ
001000100=2
○マリーンズ
01000031X=5
【勝】吉原正平(勝敗S)
【敗】新垣勇人(勝敗S)
【S】香月良仁(勝敗S)

【本塁打】
(日)宇佐美塁大3号①

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