どうにか金ちゃんの打撃をチームの浮上に生かせないものだろうか(6・27QVCマリンフィールド) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

【バファローズ・スタメン】
(二)平野恵一
(遊)安達了一
(三)エステバン・ヘルマン
(右)糸井嘉男
(指)ウィリー・モー・ペーニャ
(一)T-岡田
(左)坂口智隆
(捕)伊藤光
(中)駿太
…先発、金子千尋投手。

【マリーンズ・スタメン】
(中)岡田幸文
(二)鈴木大地
(右)角中勝也
(遊)ルイス・クルーズ
(指)クレイグ・ブラゼル
(三)今江敏晃
(捕)金澤岳
(左)チャッド・ハフマン
(一)根元俊一
…先発、藤岡貴裕投手。


 金子千尋投手が本当に素晴らしかったです。5回終了時、マリーンズが出したランナーはそこまでなんとゼロでした。本当に、完全試合が行われてしまうのではないかと思ったほどです。

 完全ペースなので6回裏は綺麗に7番バッターから始まります。そして金澤選手がようやくチーム初安打をここで放ち、大記録達成は阻止しました。そして金澤選手は8回にも岸田護投手から2本目のヒットを放つのですが、そこまでチーム安打は2本。しかも無四球でしたから、ここまで金澤選手しか出塁していないという、なんともマリーンズにとっては苦しい展開となってしまいました。まさに金澤選手の独壇場でした。

 ただそれ以上に、「キャッチャー金澤」としては重く考えてしまいかねない6失点でした。しかも3被弾という結果・・・。そこが、キャッチャーの難しいところです。野村克也氏は「キャッチャーは打てなくてもいい」とすら言います。やはり本業のキャッチャーで結果を残したかったことでしょう。

 相手が金子千尋投手とは言え、かなり苦い敗戦となってしまいました。ただ金澤選手の今季のバッティングには脱帽です。どうにか、チームの浮上に生かせないものでしょうか。


 里崎智也捕手を欠いて再開したリーグ戦に、そんな悩ましいキャッチャー事情を見ざるを得ません。ただ一つこれは言えます。

 強くなるには、実戦を通した経験が大いに力になります。今は試練の時期とも投資の時期とも言えます。永くマリーンズを応援するのであれば、そんな彼らの成長とともに試合を見続けたいと思います。


 たとえマゾヒスティックな観戦が続こうとも(笑)。


(6月27日・QVCマリンフィールド)
○バファローズ
111000210=6
●マリーンズ
000000000=0
【勝】金子千尋(6勝3敗0S)
【敗】藤岡貴裕(4勝4敗0S)

【本塁打】
(オ)T-岡田10号①11号②、安達了一5号①



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