この国に野球があるということ | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

突然ですが、クイズです。
(本日時点で)我が千葉ロッテマリーンズが最後に勝利したのはいつのことでしょうか。





答えは、一週間前の水曜日。「ハフ満足」なドラゴンズ戦でした。それ以来、もう一週間も勝っていないのですねぇ。この一週間、神宮のスワローズ戦が2つとも雨で流れ、東京ドームは後楽園だけに「惨劇がえし」。キャンディーズばりに「お別れ~なんです~ね~♪」…成瀬善久投手が本当に一軍からお別れしてしまいました(※ちなみにキャンディーズ解散コンサートはたしか1978年4月4日、町田ロッテは行っているはずがありません。なんせ、当時3歳(爆))。
そして今日からタイガース戦ですが、予報は極めて怪しく、またまた流れてしまうのかという感じ。…狂わないわけありません。

そんな仕事もそぞろの水曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

◇◆◇

野球が日々生きる民にこれだけ関わってくる国はあまりないでしょう。「ぜんぶ正岡子規のせいだ」は言い過ぎかもしれませんが、その早世の歌人以来野球は日本人の生活領域を浸す割合が増してきているのは事実か史実か。考えてみれば一年の半分近い期間を「ペナントレース」として費やし、毎年日本一を決める頂上決戦を決めるという、かなりのロングランイベントがあること自体に驚きです。しかもここ日本で半世紀以上、そんなシーズン体制を続けているのです。

やはり、もうこの国民娯楽は「娯楽」を越えているとすら言えます。話題の「16球団構想」が自民党から出ましたが、出所には注目せざるを得ません。「日本経済再生会議」…そう、もう政党が国民経済に大いに関わるファクターたる野球と言っちゃっています。内容としては「プロ野球空白区」に野球チームを作って地域経済を活性化させようというもので、たしかに大変でかつクリアせねばならぬ問題は多々ありますが、仮にそれらを克服する努力を惜しまねば…

(私は)間違いなく成功すると思います。

◇◆◇

(もちろん野球に一切の興味を持たない人もいて、その方々を否定するつもりは毛頭ないこと前提に「野球好き」の一人として続けます)

やはりこの国での野球の盛り上がりには驚嘆すべきものがあります。先日の早慶戦は、あの神宮に3万人超の観客を呼んだそうです。また夏の甲子園は30度を超える暑さが狂おしい8月のデーゲームにも関わらず、全国から観衆を呼びます。これらはいずれもプロ野球より歴史の古い、伝統のイベント。
さらに就職しても続く野球熱は、7月の東京ドーム。都市対抗野球では社員をスタンドに動員して、我が社を一生懸命応援します(れっきとした「社の業務」かもしれません)。あのJR東日本は、首都圏の鉄道を止めることなくスタンドを緑に染めるという驚異のオペレーションを見せてくれます。うん、あれは見事だった…


野球を知らぬ国から冷静に見たら……




はっきり言って異常です(笑)

でもそれが多様性でもあります。そんな国があってもいいじゃないか♪

この国に野球があるということ…それは一人の「野球好き」としては人生そのものとなってしまっています。
最近では「何かその野球のために我々ができることはないか」と考え始めちゃっている始末です(笑)。

もちろん球場に言って盛り立てて、もその一環でしょうから、こんな生きざまはきっと続くことでしょう。

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