まばゆいレーザービーム(5・17札幌ドーム) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

この日は移動距離がかなりある業務だったので、あえてロングな路線のバスを3本乗り継ぐという何ともマニアックな方法を取ります。そんなことをするのは太川陽介か、町田ロッテか。
だってパ・リーグTVを見たかったから。なるべく座れて、かつ乗り換えが少ないパターンを選びます。

…まさかの4時間超えとは。下りたい駅も通過して暫く延長戦を見ていたのですが「社会人やめるわけにはいかないからそろそろ折り返そうかしら」と思った矢先、大野奨太選手のサヨナラホームラン…。

消耗したのはきっとタブレットの電池だけではないでしょう。

【マリーンズ・スタメン】
(左)荻野貴司
(中)岡田幸文
(右)角中勝也
(指)サブロー
(三)今江敏晃
(二)鈴木大地
(遊)ルイス・クルーズ
(一)高濱卓也
(捕)吉田裕太

【ファイターズ・スタメン】
(中)陽岱鋼
(右)杉谷拳士
(指)大谷翔平
(左)中田翔
(一)ホアン・ミランダ
(遊)大引啓次
(三)近藤健介
(捕)大野奨太
(二)中島卓也

ファイターズ先発のルーキー浦野博司投手からチャンスを得るも決め手に欠いてなかなか点が取れませんでした。ただ「得点圏打率」というものがあれば、「得点圏『打たない』率」というものもあります。前者は.400を超えると相当恐怖ですがそれでも後者の「『打たない』率」は6割あるのです。もちろんピンチでは投手もギアを入れますし、それができない投手はこの世界で生き残れません。元来、投手有利のはずなのです。

それを切に感じたのが4回表。マリーンズは二死満塁のチャンスを築きます。そしてバッター吉田選手という場面。
三塁側ベンチから厚澤和幸投手コーチがマウンドに駆け寄り、浦野投手に何やら伝授したのでしょうか。一歩間違えれば逆転を食らう場面でした。

浦野投手対吉田選手。そこで初球はストライクだったのですが、この試合で見てきた浦野投手の球筋とは全く傾向の違った球を放ったように感じました。タテ変化なのですが、くくくっと右打者の膝付近に沈む球…
結果吉田選手は凡退し、この回は三者残塁でした。したがって「逸機」を敗因としてもいいかもしれませんが、それは相手だって必死で抑えようとしているわけですから、そればかりは力のせめぎ合いの勝負の結果です。

実は仮にマリーンズが勝った場合の「勝機」として挙げようと思っていたのは、初回の守りでした。まず陽選手がなぜ無死で二塁にいたかは知らないのですが(ここまでバス待ちだったので(笑))杉谷選手が送って一死三塁という、いきなりの失点のピンチ。そして大谷選手はやや浅いかもしれないセンターフライでしたが俊足岱鋼はやはりタッチアップ。

岡田選手の見事なレーザービームは、初回からやや不安定な藤岡投手を救いました。陽選手アウトで、チェンジ!

なお岡田選手は3安打猛打賞、しかも5回の盗塁はこの試合唯一の得点につながるものでした。

岡田選手、やはり今季は元気です!!

チームはなかなか勝てませんが、一つ一つやっていきましょう。

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