クルーズ、ファル討ち!(4・30楽天koboスタジアム宮城) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 本当に恐ろしい球場です。

 関東地方は雨、こんな日にお米を買って帰宅するものではありません・・・さて試合開催が心配された仙台でしたが、どうやらちゃんとプレイボールとなったようです。


【マリーンズ・スタメン】

(中)伊志嶺

(遊)鈴木

(一)井口

(左)大松

(右)角中

(指)サブロー

(三)クルーズ

(捕)里崎

(二)根元


【イーグルス・スタメン】

 打線を本当にぐちゃぐちゃにした星野仙一監督。

(右)岡島

(三)西田

(二)藤田

(指)ジョーンズ

(一)銀次

(遊)松井稼

(捕)嶋

(中)牧田

(左)島内

 ・・・藤田一也選手が3番って。しかし私が警戒したのは9番に入った島内宏明選手。入団以来昨年まで、やたらマリーンズ戦に限って打っていた選手です(ほかでも打っていたかもしれませんが、ことマリーンズ戦では大活躍です)。そしてイーグルス先発は今季初の上園啓史投手。ファームでは好投を続けての上園投手、最後に勝ったのは2010年の阪神時代らしいです。ところがなかなか力のある球を投じます。マリーンズ打線、苦しみます。

 しかしマリーンズの先発は古谷拓哉投手。こちらも今季好調の投手ですでに3勝を挙げています。数年前に上園投手と古谷投手の投手戦なんて、絶対に想像できなかったことでしょう。今だからこそ言えますが、「いつクビになるのだろう・・・」と毎年思ってしまっていた投手なのです。古谷投手、昨年の先発転向がここまで成功するとは思いませんでした。今では欠かせぬ先発の一角!


 先制はマリーンズでした。上園投手を5回にやっと攻略しました。本人が振り返る通り「フォアボールが全て」、サブロー選手の四球からルイス・クルーズ選手、里崎智也選手の連打で1点先制します。まさに宇宙を救う里崎智也!(わけわからんか)

 さらに伊志嶺翔大選手が歩いて満塁としたところで上園投手は降板となります。そして二番手はルーキー西宮悠介投手でしたが、好調の鈴木大地選手がタイムリー! ついこの前まで2割を切っていた男が、今ではもう.270に迫ります。もう完全復活と捉えてもいいでしょうか。


 古谷投手は7回に1点を失うも勝ち投手の権利を持ったまま8回からはリリーフに託します。しかしこの球場、恐ろしいのはここから・・・僅差のリードを終盤でひっくり返された試合なんていくらでも見ました。

 松永昂大投手、先頭の岡島豪郎選手にいきなり死球。嫌な予感がします。ただバントで二塁まで進むも、松永投手は二死まで取ってアンドリュー・ジョーンズ選手を迎えたところで益田直也投手に託します。


「ほほえむAJは怖い」


 その通りになってしまい、やはり追いつかれてしまいました。益田投手、どうも楽天戦の相性がよろしくありません。続く銀次選手の打席も心配でしたが、なんとかここは切り抜けました。

 2-2、古谷投手の4勝目が消えます。


 しかし勝利を呼び寄せてくれたのは、クルーズ選手でした。あのブライアン・ファルケンボーグ選手からの、見事な勝ち越しソロ!

 あのファルケンボーグ投手からです!


 楽天に移ってからのファルケンボーグ投手もやはり脅威で、2mを超す体躯から繰り出すスプリット(たぶん)にサブロー選手が空振り三振に倒れるのです。その直後だったのです。


 途中雨がたびたび強くなり中断引き分けコールドの危機が何度かありながらも、最後はやはり西野勇士投手が締めての勝利となりました。マリーンズ、6連勝!

 いつ中断するのかがむしろハラハラドキドキでした。


 首位オリックスは走りまくっていますが、2位ホークスとの差はじわじわと詰めることができております。一つずつ、階段を上ってほしいと思います。

 5月5日からの京セラ、熱い首位決戦となることを願って。


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