成長の旅は始まったばかり(3・29ヤフオク!ドーム) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

記憶を抹殺したいとこれほど思った事はないかもしれません。午後6時の事でした。



結果、知っちまったああっ!

…デーゲームでしたね。家に帰ってからの録画観戦は結果を知らぬまま楽しみ始めたいものですが、開幕2試合目にしてやっちまいました。まだまだシーズンの過ごし方に馴染めていない自分を痛感しました。
ああ、できる事ならば知った結果をデリートしてから家に帰りたい…そんな家路でした。

◇◆◇

【マリーンズ・スタメン】
(中)清田

(二)根元

(一)井口

(指)井上

(右)角中

(左)サブロー

(遊)鈴木

(三)クルーズ

(捕)吉田

 先発投手は唐川侑己投手。オープン戦は好投で締めました。その勢いで好スタートを決めたいところです。

 そして前日ノーヒットの井上晴哉選手はもちろん連日の4番。やはり待望の初ヒットは見たいところではあります。

 さらに、ルーキー吉田裕太選手もスタメンマスク。ここ福岡で、多くを感じ取ってほしいと思います・


【ホークス・スタメン】

(一)中村

(遊)今宮

(左)内川

(指)李大浩

(右)長谷川

(三)松田

(中)柳田

(捕)鶴岡

(二)本多

 先発投手、中日からFA移籍の中田賢一投手。



【今日30日の目標】
昼13時以降、ケータイを一切開かない。


◆◇◆


 結果を知りながらも帰宅して1回表から見ます。

 先発中田選手の立ち上がり、清田育宏選手はしっかりボールを見極めてフォアボールを選んで出塁します。しかし根元俊一選手、バントを決められず・・・こういったところはしっかり決めたいところです。ただまぁ・・・井口資仁選手は本当に元気です。ヒットを放ってチャンスメーク。

 そう、こういうところで回ってくるのが4番打者なのです。「新人4番」、これからもこういった状況は多く巡ってくるでしょう。そこではやる気持ち、萎縮する気持ちもないと言えば嘘になるかもしれません。

 「全てが、貴重な経験」。第一打席は、三振でした。かつフルカウントだったため二塁走者がスタートを切っており、併殺となってしまいチェンジ。


 マリーンズ先発・唐川投手。序盤は上々でした。ただ4回、やはりこの男は止められないのか・・・内川聖一選手にヒットを許し、これまた止められない男、長谷川勇也選手がタイムリー。昨日が内川選手であればこの日は長谷川選手の日だったか。3番がチャンスメークして後続がしっかり好機をものにするという理想的な展開。これがホークスの強さです。李大浩選手がダメでも長谷川選手がいる、さらに松田宣浩選手、柳田悠岐選手もいる・・・

 その恐ろしさをまざまざと感じることになります。


 6回表にマリーンズは井口選手、角中勝也選手のタイムリーで逆転するのですがその裏・・・唐川投手が2番から6番までスコンスコンと連打を浴びて一挙に大量失点。ノックアウトされてしまいます。もうこの6回がハイライトでした。

 この回の配球、吉田捕手にとっては大きな経験です。結果としては「通用しなかった」ということになってしまうかもしれませんが、これがプロなのです。あえて言ってしまいましょう。

 「ようこそ、プロへ!」と。


 井上選手、吉田選手。打ってもまだヒットは出ず、本人たちにとっては苦い福岡2戦となっております。ただ、まだ2戦なのです。これからがスタートではないでしょうか。いきなり活躍してしまうほうが怖いです。

 多くの失敗、多くの挫折を経験し、向こう10年、いや20年活躍し続ける強い選手になっていくと思うのです。その道のりをともに応援し、温かく見守って彼らの成長を喜べるという素晴らしさ、これは大型補強で強大な戦力を手にできたチームにはない楽しみではないかとも思います。そう、多くを吸収してほしいのです。

 それが、マリーンズの素敵なところです。だから、マリーンズファンをやっていると言っても過言ではありません。


 なおこの日、もう一人ルーキーがプロ初の舞台を踏んでいます。吉原正平投手・・・結果は2回完全というこれ以上ないものでした。3点ビハインドからの登板でしたがいきなり迎えたのが内川選手。そこから李大浩、長谷川勇也、松田、柳田、そして代打松中信彦の各選手を相手にしたものですから、これまたもの凄く貴重な経験であります。何せこの日猛打賞の長谷川選手を唯一止めたのが、この吉原投手なのです。

 三者三様のスタートですが、2014年シーズンを通してどれだけ成長するかが本当に楽しみです。


◆◇◆


 そしてルーキー4人目の登場となるのが、今日先発の石川歩投手。2連敗スタートで迎えるマウンドはちょっと酷かもしれません。せめてタイでバトンを渡したかったというのは石川投手のことを考えればやはり否定できません。それでも、石川投手はいきなりこの状況で投げねばなりません。もちろん勝利を期待するものですが、まずはこのプロの大舞台を堂々と踏み、精いっぱい己の持つ力を出し切ってほしいと思います。


 ちょっと古い話を一つ。

 1979年の西武は「所沢元年」だったのですが、何と開幕12連敗。そして所沢初勝利を挙げたのは、「兄やん」松沼博久投手。

 東京ガス出身、石川投手の大先輩に当たる当時のルーキーでした。


 79年の西武とは状況が若干異なりますが、14年初勝利がルーキーというのもなかなか画期的なものです。

 期待しましょう!


 今日も仕事ですが、今日こそはケータイピコピコを封じたいと思います(笑)。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
にほんブログ村 お気に召されましたらクリックお願いします(執筆の励みになります♪)