西野リリーフ転向から考えるマリーンズ先発投手陣 | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

報道でそれを知り、やや驚きました。
「え、西野先発じゃないの?」

スライド登板で初先発を遂げたクリネックススタジアム宮城での西野勇士は堂々たるピッチングで見事に勝利しました。それが初勝利で、2013年は勝ち星を9つに伸ばしました。
「10勝を!」
オフの意気込みは、もちろん先発投手としてのものだったと思います。

ところがここに来てのリリーフ転向プランが浮上します。もちろんそれは大事なポジションで、勝利をぐっと引き寄せるものです。しかもクライマックスシリーズではリードした展開ながら流れを向こうに渡しかねない一死満塁のピンチから見事に救ったという実績もあります。片岡治大、栗山巧を斬ったあのピッチングは記憶に新しいものです。
リリーフ転向が実現すると、内竜也、松永昂大、カルロス・ロサ、益田直也の強力なメンバーがさらに厚くなります。たとえ内が故障で離脱しても、心配無用。これはかなり頼もしく映ります。

…ところで先発はどうなるのでしょうか。

吉祥寺の町で考えてみました。背番号順に「大嶺、石川、中後…」と故・藤圭子さん風に呟く私はさぞ怪しかったことでしょう。

開幕投手から悩むくらいです。涌井、成瀬、唐川で3枚。それから「寸前ノーヒッター」古谷拓哉に新婚セス…
残りの1枚を藤岡、石川といったところでしょうか。
思ったのは、藤岡が本当に頑張らないと居場所がなくなってしまうという事。マリーンズ投手の登録枠は当然限られますので左の服部や南や上野、大谷あたりも入れたい。香月もいるし阿部もいます。その状況で冒頭に記したリリーフ陣の充実があるならば、藤岡は本当に先発で結果を出さねばならなくなります。

もちろん怪我人も出るでしょうし、算盤通りに選手が勝てるかどうかはわかりません。私の算盤は111勝を弾き出しています(笑)。

ただ中郷大樹をFA人的補償で失ったマリーンズにとっては西野のリリーフ転向はかなりキーになってくるかもしれません。奪三振率が高く、かつコントロールの良いピッチャーが任されたショートイニングを費やした時、相手チームが逆転する時間はほぼ残されていないという事になるのでしょう。これぞ「勝利の方程式」です。

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