終戦 | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 間違いなく、球史に残る優勝と言えると思います。西武ドームの9回表、楽天イーグルスにとっては連戦のサヨナラ負けを喫している鬼門の所沢において、送り出したのはやはり田中将大。そしてこの最終回の鬼崎の内野安打から始まる1イニングは本当に見応えあるものでした。最後はやはり田中将大の真骨頂。無死一・二塁から送られての一死二・三塁は一打サヨナラの場面、しかしこれまでもそうしてきたように、栗山、浅村を連続三振にぶった斬ります。あの場面、あのコースに150km/hをねじ込むことができるのはやはりこの男ならでは。22勝無敗のエースが導くリーグ優勝は、球史においても圧巻であります。

 そして印象的だったのが、藤田一也の涙。優勝というものは、本当に素晴らしいものです。これまで優勝に全く縁のなかった藤田が新天地で勝ち取ったもの。

 藤田、本当に報われましたね。(あまり公言してきませんでしたが)藤田ファンの一人として、嬉しく思います。


 東北楽天イーグルス、そしてファンのみなさん、優勝おめでとうございます!











◆◇◆


 とは言え私はマリーンズファンなので、こうも付記したいと思います。


 私にとっての、終戦なのです。クライマックスという制度もあるものの、終戦なのです。やはり願うは、リーグ優勝だったのです。一マリーンズファンの矜持として、これだけは書いておきたいと思います。


 ただ、多くの評論家の予想を覆す戦いを見せてくれたのは事実です。大きな補強もなく、開幕から多くのケガ人もありながら若手の伸長で勝ち取れたゲームは数多くありました。そしてこの日の札幌ドームも負けこそしましたが、最終回の武田久を相手に浴びせた3本のヒットは鈴木大地、細谷圭、金澤岳によるもの。これは、大きな希望です。来年こそは、彼らの力でリーグ優勝を勝ち取ってもらいたいと思います。


◆◇◆


 終戦とは言ったものの、まだ戦は続きます。リーグ優勝こそかないませんでしたが、やはり続くポストシーズンがある以上はそこを目指してもらいたいし、ひいては本拠地開催を目指してほしいです。そして願わくば、日本一のチャンピオンを勝ち取ってほしいと思います!

 日本一は、ペナントとは別腹です(笑)。


 頑張れ、マリーンズ!


 まずは福岡のホテル業界を震撼させるような大量キャンセルを発生させちゃいましょう!


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