ざぎゃらくしえくすぷれっすりーないん、そてきゅおんなじゃぁにぃねばえんでぃんぐじゃぁにぃ♪(久々メーテルトレイン、正面は車掌さんでした。言うこと聞かない乗客を宇宙の闇へ放り出すという荒業も遂げる、なんとも恐ろしい車掌さん)
ああ、屋根がなければ本当に素晴らしい環境だと思われる所沢・西武ドームなのです。
この日も、多くのファンが詰めかけました。そして・・・今日も蒸します。水筒に予めお茶を用意しておいて正解でした。
食事は結局、3日連続で冷麺となってしまいました。ここの沖縄冷麺は本当においしく、この3連戦で2度食しました。
爽やかな日曜、しかしマリーンズは連敗中。ファンの心に立ち込めている暗雲を吹き払うような快勝を期待するものです。
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救世主となるか。この日から、ルーキー加藤翔平選手が一軍のメンバーに名を連ねました。昨日は柏の葉でのファーム讀賣戦に出場していましたが、まさにチーム活性化を目指した緊急昇格と言えます。これから、思う存分暴れ回ってもらいましょう。
「埼玉vs千葉ライバルシリーズ」も3戦目。ビジョンの選手紹介はマリンフィールドのものが登場します。静止画なのが、本当に惜しいです。サブロー選手こそスタメンではありませんでしたが、この日もドームに響く谷保さんの声!
大嶺祐太投手、本当に悔しいマウンドとなってしまいました。とにかく四球が多く、初回こそは乗り切ったものの2回、ランナーをためた挙句内野安打、押し出しで失点・・・
さらに浅村栄斗選手に走者一掃の三塁打、さらにその浅村選手を続く秋山翔吾選手のヒットで生還させてしまってあっという間に6失点。ああ、序盤で試合が決まってしまいました。今季こそは手ごたえを感じてのシーズンだったはずなのですが・・・これは本当に悔しい。
ファンである私も悔しいものでした。これでは、以前と何も変わらないではないか。大嶺投手、「2回持たず」の降板となってしまいました。この後彼はこの試合の戦況を、どう見たものでしょうか。とにかくそこで感じたものを、絶対に忘れてはいけません。
受ける捕手は、江村直也選手。本当にタフな3連戦だったと思います。コントロールが定まらない投手をいかに導くか・・・これまた大きな課題なのかもしれません。状況に応じて、捕手は「考える壁」とならねばならないのです。多くの捕手が通る道は険しく、一軍の舞台を知ることなくこの世界を去る捕手は数えきれないくらいいます。その中でチャンスを掴んだ江村選手なのですから、苦しみながらも一回り大きくなってほしいと思います。ファンたる私の願いです。
試合は序盤で0-8・・・
「全員クロマティ!」武井咲ちゃん、それはあまりにもリアリティあり過ぎて困るぜ・・・な状況となってしまいました。もちろん現実はクロマティたちがスコンスコンと打ってあっという間にひっくり返すというわけにはいかないのです。今の若い鴎たちがなんとかせねばなりません。
そんな中で3番手、上野大樹投手は2回無失点。崩れきった試合の中で光りました。これだけ投手が打ち込まれている状況においては先発のチャンスもあります。早ければ今度の週末の札幌もあるかもしれないのです。是非とも、頑張ってほしいと思います。
マリーンズ打線の方は・・・ライオンズ先発岸孝之投手の前に沈黙。6回まで伊志嶺翔大選手のヒット1本のみに抑えられていました。
しかし7回、角中選手の三塁打を皮切りに2点を返します。まさに、意地の猛攻でした。
うーん、ただ投手の崩壊は止まらず。
続く8回は伊藤義弘投手が二死までこぎつけながらも連打で失点。マリーンズはまたも永江恭平選手に打たれてしまいました。
最後はプロ初登板の松下建太投手の前に三者凡退に倒れ、屈辱の3連敗。今週は前のイーグルス戦も連敗しているため、なんと未勝利の5連敗となってしまいました。苦悶のミルキーウェイ・・・
:000 002 000=2
:062 000 21x=11
【勝】岸(4勝5敗0S)
【敗】大嶺(4勝2敗0S)
【本塁打】(西)栗山7号2ラン
「投打ともに圧倒し千葉を一蹴 これが埼玉の力だ!」(ライオンズ公式サイト13.07.07)
・・・このまま千葉は終わってはいけません。
◇◆◇
外国人スラッガー不在の中、マリーンズは投打ともに若い選手が中心で戦っています。この状況で40勝33敗1分は決して悪い数字ではありません。むしろ、よく戦っていると思います。ただ「勢い」の反面「経験値不足」もあります。今の若いマリーンズ戦士たちに容赦なく突き付けられているのは、この厳しい夏場の戦いなのかもしれません。決して「勢い」だけでは乗り切れないのが、プロ野球の後半戦なのです。
もちろん、目をギラギラさせて己のチャンスをうかがう選手たちもいっぱいいるわけです。
若い選手たちの躓きと成長の過程をともに歩み、チームとともに戦っていくのも我々にとって悪くないものです。勝利という果実だけを得ようとも思いません。
こんな苦しい状況でもスタンドは大声援、屋根のある西武ドームでは、耳をつんざかんばかりに響きます。どんな状況でもこの響きを通して、たとえこの日の戦は勝てなくても次以降の戦において奮起を促すべく我々は選手を盛り立てたいと思います。
たとえ戦士が浦和行きとなっても、この声援を脳裏に植え付けんばかりに。きっと、這い上がって再び我々の前で活躍してくれる・・・そう願います。
(全員クロマティは困るけど)

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