突然ブログタイトルを変えてしまいました。「野球場へ行こう!」そのタイトル通りに行ってきたのはQVCマリンフィールドです。かなり久々のお昼のマリンと思ったら、4月28日のホークス戦以来のマリンデーゲームでした。やはり楽しみの宝庫である球場に着くと、テンションが上がります。
交流戦は先日のカープ戦以来、マリーンズカスタマーセンターはこんな演出をしていました。早くも後半に入った交流戦ですが、できるだけ通いたいものです。
我々のマリン観戦は「ちば魂」で始まります。スワローズ戦限定メニューは「東京ノスタルジック中華そば」でした。今回から使用できるようになったsuicaで。オーソドックスな醤油ベース、味玉の旨さが映えます。
目下6連勝中、昨日ついに交流戦首位にも立ったマリーンズは今やほぼ不動のオーダーで臨みます(5番指名打者と8番捕手にちょっとバリエーションがあるくらいでしょう)。これこそが、強さなのかもしれません。
・・・ただスワローズには、神宮ステージで2戦2敗。スワローズ自体は西武ドームで2戦連続サヨナラ負けを喫した直後で苦境にあるのですが、小川スワローズ・・・なかなか手強いものを感じます。無形の「不思議さ」こそ、恐ろしいのです。
そして先発は来日初登板のクリス・ラルー投手。入団会見ではブラッド・ピットそっくりという印象を与えた29歳ですが、私はこの投手について何一つ知りませんでした。「どっちが投手コーチ!?」と突っ込みたくなるこの写真ですが・・・ハツモノ「謎の外国人」これまた恐ろしいのです。
マリーンズ先発は大嶺祐太投手。今年は日曜観戦ができるようになったため、彼の登板試合にはよく当たります。今季はここまで絶好調の大嶺。
先頭の山田哲人、森岡良介選手を打ちとって順調に2アウトとするのですが・・・
この男に、やられます。なんでこれで打てるのだろうという極端なフォームから・・・
5号弾・・・これぞ、ラスティングス・ミレッジです。そしてスワローズファン、ぎっしり満載です。幕張に踊る、傘の波。
そして、件(くだん)のラルー投手。右投手であることすら今日知りました。こちらもすんなりアウト2つ取るのですが・・・
さすが、井口資仁選手です。低い弾道をスワローズファンぎっしりのレフトスタンドに放り込む11号!たちまち同点!強い!
よく見たら、手がコブラになっています。
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・・・うーん、福本豊曰く「爪楊枝ばかりやん」です。両投手ともイマイチ、ラルー投手に関しては2回、ヒットで出したランナーを「ボーク」「内野ゴロ」「ボーク」で生還させてしまうのです。これまた珍しい・・・。しかしマリーンズ大嶺投手もこの日はフォアボールだらけ、せっかく追いついてもたまったランナーを堰き止める事ができずに勝ち越しを許して、まさかの3回降板となってしまいました。
今年の大嶺投手は強打者に対しても萎縮することなくゾーンに思いきり投げられていただけに今日は残念でした。決して調子は悪くないと思いますので、次の登板に是非とも期待したいと思います。
収穫は、2番手の上野大樹投手でした。敗戦処理というわけでもない状況でしたがビハインドでの登板、しかし持ち味の気合いの籠った投球を見せての3回無失点! これはこれからもマリーンズ投手陣にとって頼もしい材料です。まだまだ必要とされる場面はあります!
試合は2-3のビハインドで硬直し、スワローズ先発のラルー投手も持ち直してしまいます。ただ7回・・・江村直也選手がしっかりフォアボールを選んでから試合が動きました。ラルー投手、ランナーを出してからが攻め時でした。代走・伊志嶺翔大選手の盗塁(よく走りました!)の直後、またまたボーク。ラルー投手、3ボークでした!
そしてオギタカの犠牲フライで、何と追いつきます!すんなりくたばりません!
今季途中に復帰の荻野貴司選手、交流戦ではほぼほぼレギュラーとして出場して打率も3割キープ。この活躍は嬉しく、このまま自身初の規定打席到達をも目指してほしいと思います。今季はこのまま離脱せずに最後まで駆け抜けてほしい、まじで!
ただ、勝負は厳しい・・・
この日は、やられました。1死から連打を浴び、ここまで結果が出なかった山田哲人選手にタイムリースリーベース・・・浦和でよく見た山田選手、ここで男になるかぁ。悔しいですが、天晴れな打撃でした。そして藤岡投手にとっては何事も経験です。ここ数試合で積んでいる中継ぎの経験はきっと、将来のエースを育てるものと信じたいと思います。
その裏はルーキー石山泰稚投手。小川泰弘投手、江村将也投手と並んで好結果を残す新戦力ですが、マリーンズは諦めずに走者をため、まだまだ諦めないという姿勢を見せてくれました。残念ながら後続が断たれて得点には至りませんでしたが、スタンドは大いに盛り上がりました。この場面は本当に面白かったです。
試合か結局3-5で敗戦。ヤクルトの連敗ストップにまたまた貢献してしまいました。そしてマリーンズの連勝も6でストップ。ただ、勝ち続けるのもしんどいです。あの稲尾和久に並ぶほど獅子奮迅の活躍を見せた益田直也投手やルーキー松永昂大投手を休ませることができるなど、価値ある小休止でもあったかと思います。伊東マリーンズ、ここからまだまだ勝ち進んでくれることでしょう。
我々も、スタンドで声を枯らし続けたいと思います。
:111 000 020=5
:110 000 100=3
【勝】押本(2勝3敗0S)
【敗】藤岡(3勝4敗0S)
【S】山本哲(0勝1敗7S)
【本塁打】(ヤ)ミレッジ5号ソロ (ロ)井口11号ソロ