一生続くご縁に。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

一生続くご縁に。。。

コロナ禍の影響で身動きが取れずにいた〈ベトナム車椅子プロジェクト〉ですがようやく光が見えてきましたおーっ!あせる


埼玉を中心に活動している介護や医療の仲間と一緒に立ち上げた「日本の車いすをベトナムに!〜日本のkaigoを世界に」



沢山の方にクラウドファンディングにご協力いただき車椅子も準備ができあとはベトナムに行くだけでしたがご存知のように



この3年間、感染の波が繰り返し押し寄せ渡航が出来ませんでしたが10月に第1陣が車椅子をベトナムに持っていくことになりましたひらめき電球



そして私達がベトナムに行く前に車椅子を贈呈するベトナムの仁愛(ニャンアイ)国際株式会社のタイン社長と通訳のフォンさんが来日しお会いすることが出来ましたキラキラ


仁愛で介護を学んだ学生が日本各地の介護施設で働いていてコロナ禍になる前は毎年来日し彼らに会いに行っていたとのこと。先日は3年ぶりの日本で大阪の施設を訪ねた後に時間を作ってくれました。



日本と同じように親の介護は子供がすべきという伝統的な考え方があるベトナム。介護施設も少なく〈介護〉という概念もまだ浸透していないベトナムで



タイン社長は日本への技能実習生の送り出し、老人ホーム、そしてベトナムで初となるデイケアセンターを手掛けています。



介護の事業を始めたのは2008年で32歳の時だったそうです。現在ベトナムの高齢化は10%ぐらいで日本ほど深刻ではありませんが2040年には20%に。



その時に備えた介護人材の育成をしたいと考えているタイン社長は日本の〈自立支援〉にとても関心を持っていました。



このプロジェクトの目的は単に車椅子を届けるのではなく日本の介護現場で働くために学ぶベトナムの未来の仲間に日本のケアやkaigoの魅力を伝えること。



何でもやってあげるケアではなくその人の能力を活かす自立支援のノウハウをぜひ学びたいとのことでタイン社長と私達の想いが同じことを確認できました。


ベトナムで介護職に就いているほとんどの人が看護師の資格を持っています。介護人材の不足を外国人人材で補おうとしている日本ですが



ベトナムなど海外から学びに来ているみなさんは母国に帰ることが前提です。タイン社長も日本で学んでいる人達はベトナムに戻って母国の介護を支える人材と考えていて



自立支援などを習得しケアの質を高めることでベトナムの介護業界全体の底上げに繋げたいというビジョンも持っていらっしゃいました。


プロジェクトの代表でNPO法人ヒューマンシップコミュニティの代表である佐野幸子さんとタイン社長はとても雰囲気が似ていましたラブラブ



穏やかで柔和なのにエネルギーに満ちていてこの人と一緒ならと思わせてくれるオーラが2人にはありますクローバー



ベトナムの未来の介護を担うみなさんと一生続く〈人と人〉との繋がりを創っていくというのもこのプロジェクトの目標のひとつ。



この縁を繋いでくれたベトナムの仁愛で人材育成に尽力しているまさに〈架け橋〉となっている日本人介護福祉士の土橋壮之さんに感謝キラキラ



1日も早くベトナムで学ぶ学生のみなさんとツッチーと逢えますように。。。