全員がソーシャルワーカー | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

全員がソーシャルワーカー

きのうは埼玉の浦和で〈ヤングケアラー〉に関する講演を開催しました。運営がバタバタでご参加いただいたみなさんには心配をおかけしましたおーっ!あせる



ヤングケアラーに関心を持ってくれている方が地域も職種を超えて集まってくれて感激しました。



母校浦和市立の恩師が沢山の後輩に声をかけてくれて現役の先生、中学生のお子さんとお母さん、あしなが育英会関係、保健師など多様な顔ぶれ。



ちなみに写真はその恩師と高校の同級生カメラ



また地域包括、社会福祉協議会、看護師、薬剤師、医師、地元議員などまさに多職種のみなさん。



そして〈ヤングケアラー支援ガイドブック〉をクラウドファンディングにより完成させた世田谷の社会福祉法人奉優会の介護支援相談員の方



何より1番情報を届けたかったヤングケアラー当事者の大学生も参加してくれて話を聴かせてくれました。私と年齢の変わらないお母さんが脳卒中で倒れてリハビリ中とのこと。

 


おせっかいな!?おじさんおばさんに囲まれて思わず涙していたのが印象的でした。困ったことがあったら声を上げること。



そうすれば助けてくれる人が必ずいるから大丈夫だということ、そして自分自身の夢や人生も大切にして欲しいと私からはアドバイスしましたクローバー



ヤングケアラー支援では介護、福祉、教育に携わる専門職が自分達の守備範囲を言い訳にせずにひとりひとりに何が出来るのかを考える必要があります。



まずは当事者の困り事を明確にして〈必要なタイミングで必要な支援〉が出来るように学校の先生と地域の福祉や介護の専門職が顔の見える関係を構築すること。



高齢者のケアで培ってきた地域包括ケアシステムは必ずヤングケアラー支援でも力を発揮すると私は考えています。



ヤングケアラーが自分の〈ライフプラン〉を描けるように情報と知識を持った大人がサポートして欲しい。ヤングケアラーも大人になります。そのプロセスの中で〈自立のための支援〉を。。。



きのうは私達きょうだいを小さな頃から見守ってくれた山田のおばちゃんも来てくれてみなさんに紹介できました音譜



専門の資格がなくともヤングケアラーを支える存在になれることの証明が山田のおばちゃんです。身近な人の存在や一言で救われる時があります。



地域に住む人全員が〈ソーシャルワーカー〉だという意識が持てるようにこれからもヤングケアラーに関する発信をしていきますクローバー



1128日に埼玉の大宮でヤングケアラーの講演&勉強会を開催しますのでまたお知らせさせていただきますキラキラ