こんにちは。真帆です。
ママと子どもたちに「大丈夫♡」をお届けしています(^o^)
私は、小学校で23年間、たくさんの子どもたちを担任をしてきたわけですが、
発達凸凹の子どもって、どうしても、
注意されやすい
怒られやすい
です(悲しいけれど、現場で見てきてやっぱりこう思います
)
学校って、そのシステム上、
決められた時間とおりに動かなきゃいけないし、
みんなと同じように課題をこなすことが求められるし、
ある一定時間、席についていなきゃならない
特性を持った子どもたちにとっては、
本人の努力ではどうにもならないことが、次から次へとあらわれるわけなんですよね
なのに、そこ↑を叱られ続けたらどうなるか。
自己肯定感が、ぐんぐん下がってしまいます
我が子が学校で困らないように、
先生に怒られないように、
お友達についていけるように、
と、お家に帰って、今度は、またママにまで、
注意されたり叱られたりしたら・・
自己肯定感は、ダダ下がり
その結果、二次障害(人の目が怖い、反社会的行動など)を引き起こしてしまうこともあるので、
子どもの自己肯定感を下げるような子育ては、本当に避けたいところですね。
でも、大丈夫!!
発達凸凹な子どもの、自己肯定感を下げないために、できることって、実はたくさんあるんですよ
ある特性のために、お片付けが壊滅的にできない子を受け持ったことがありました(笑)
使った鉛筆や消しゴムを、いちいち筆箱にしまうという、これだけの動作ができないんですね。
だから、お道具箱に突っ込む
机の中は、教科書やノートもめちゃくちゃに突っ込むので、もう、ぐっちゃぐちゃヒェ〜〜
でも、これは怠けているからじゃなくって、脳の特性によるもの。
根性論でなんとかできるものではありません。
その子に合わせた工夫が大切です
特別支援の研究指定校に出向していた経験があり、
特性がある子どもたちのことを知り尽くしている先生に、アドバイスを求めたところ、
教室前方の、教師の机の上に、その子専用の鉛筆立てを置くことを提案してもらいました。
ここ、鉛筆立てっていうのがめっちゃ大切なポイント!!です
そこに、突っ込むだけ(笑)開け閉めがいらないので、楽ちん。これならできる。
教師の机の上っていうのも、ポイント!!(笑)
定規やコンパスが必要になったとき、授業中、堂々と席が立てる。ちょっとした気分転換♪
別に、その後、クラスメートにちょっかいをかけるでもなく、ちゃんと席に戻って学習を続けていましたよ
ちゃんと分かってる。
この作戦は、大成功でしたよ
机の中のぐちゃぐちゃを改善する方法も教えてもらいましが、長くなったので、また今度。
学校の現場では、「特別支援教育なんたら法」(忘れたけど笑)が、数年前から施行され、
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普通学級に在籍している、発達凸凹をかかえる子どもたちを、個々の特性に合わせて支援していこう
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ということが、ちゃんと言われています。
でも、まだまだですよね
でも、
特別支援コーディネーターの先生が各校に配置され、
サポート委員会(特性のある子どもたちを、全職員が共通理解するための会)が開かれ、
と、発達凸凹な子どもたちを、その子に合わせて支援する流れは、ちゃんと、できてきているので、
/
ママ達は、もっともっと、積極的に支援をお願いしていいんですよ〜
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遠慮なんていらないし、
子どもを「変えよう!」「直そう!」「周りに合わせよう!」とするんじゃなくって、
目が悪かったら、メガネをかけるように
骨が折れたら、松葉杖をつくように
脳の特性によってできないことは、きちんと支援してもらえるように、
先生にお願いしてあげてくださいね
4月がそのときです!!
その子の特性がわかる資料を揃えて、学校まできてくださった保護者の方もいらっしゃいましたが、
その子の苦手なこと
その子に必要な支援
が、本当にわかりやすくて、その子に最適な関わり方ができた一年だったな♡って、今でも思っております。
先生に会いに行くときには、
「ちゃんとわかってもらえる」「理解してもらえる」って信じてお話すると、
とっても良い理解者になってもらえますからね♪(←これが、出したものが返ってくる『宇宙の法則』です 笑)
今日も、みなさんにとって、素敵な一日となりますように。