こんにちは

UMIカウンセラーコースの真帆です。
今日は、私が小学校の先生をしていたときに出会ったAちゃんのことを書きたいと思います
(1年前に退職するまで20年以上勤めてました)
新任として勤め始めて間もない頃、ピカピカの1年生の担任になりました。
Aちゃんは小っちゃくて、時々ママが恋しくて泣けちゃうこともある可愛らしい女の子でした

4月の終わり頃。家庭訪問の最後にAちゃんの家を訪れると、家の中に招かれ、Aちゃんのお母さんがケーキを出してくれました。⬅︎今は禁止されている学校がほとんどですね

何を話したのか覚えてません。多分、大したことは話さなかったんじゃないかな。
ただ、そのときのゆったりとした時間の流れと温かな空気だけを覚えています

Aちゃんは、大好きなママと先生が仲よく過ごす様子を見て、ホッとしたのでしょう。
学校で、ママが恋しいと泣くことは、ほとんどなくなりました。
月日が流れ。
就職したAちゃんから、毎年、年賀状が届くようになりました。
最初の年は、華やかな業界に憧れて東京に出てきたけれど、不安でいっぱいだということが、小っちゃな字でびっしりと書かれていました。
2年、3年と経ち、音響をやったり付き人をやったりするも、どの仕事も長続きしなくて

自分に合った仕事を探し求めるAちゃんの姿が見られました。
そして、今年の年賀状には・・・

夢を叶え、イベントを企画する立場となり、某有名女優さんとツーショット写真におさまる、笑顔が眩しいAちゃんの姿がありました

体が小っちゃくても、
ママが恋しくて泣けちゃっても、
不安でいっぱいでも、
仕事が長続きしなくても、
みんな、みんな、大丈夫なんだよ

どの子も、まだ、夢の途中。
失敗に見えても、立ち上がれないと思っても、そこで終わりじゃない。
〝うまくいく〟と信じて、ただただ歩き続けよう。
きっと、その先にあなただけの素敵な未来が待っているから
