【映画鑑賞】「アラモ」(1960年アメリカ) | しろくま・まちゃるWORLD!

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【作品情報】


監   督 ジョン・ウェイン

出   演 ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマーク、ローレンス・ハーヴェイ、

上映時間 162分(※1

ジャンル  アクション>西部劇

原   題 「The Alamo」


※1:劇場公開当初は202分。途中から162分への短縮版が劇場公開となる。


【あらすじ】


メキシコ合衆国の1州であったテハスの一部(現在のテキサス州)は、メキシコからの分離独立を目論んで反乱を起こした。


テハスでは、アメリカ人入植者が多くメキシコ合衆国の一員であるという自覚は全く無かったが、メキシコ合衆国の独裁者、サンタ・アナ将軍は憲法を廃止し、中央集権色の高い憲法を新たに制定、「テハスに在する人民はメキシコ国民とみなす」とし、テハス州内に大軍を送り込み、反乱の鎮圧を開始する。


テキサス反乱軍側は、トラヴィス中佐(ローレンス・ハーヴェイ)指揮下の正規兵である騎兵24名と、ジム・ボウイ(リチャード・ウィドマーク)指揮下の私兵がアラモ伝道所に集まって、籠城戦の準備を進める。

そこへテネシー州の義勇兵を率いたデイビー・クロケット(ジョン・ウェイン)が参加し、兵力は250名程度に整う。


彼らは、テキサス反乱軍本隊を率いるサム・ヒューストン将軍が、後方で兵力を整える為の時間を稼ぐため、アラモでメキシコ合衆国軍を迎え撃とうとしているのだ。


まもなくサンタ・アナ将軍率いるメキシコ合衆国陸軍7000名が到着し、アラモの戦いの火ぶたは切って落とされた。


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子供の頃に観て、ナポレオン式のメキシコ陸軍と西部劇のガンマンたちが、なぜ撃ち合うのか?…全く時代背景が読めずに、内容をほとんど理解してなかったけれど…


メキシコ陸軍の統制のとれた陣形やその時になる音楽をすごく印象的に覚えてて…

またアラモ砦の全員が全滅するまで戦い続けるシーンもすごく覚えてた。

でもやっぱりストーリーは、ちんぷんかんぷんやったね。


何故メキシコ軍が、アメリカ人と戦ってるのか?

何故メキシコ軍の方が軍隊として立派なのか?



こういう歴史上の戦いの映画を視る時は、ある程度の時代背景は頭に入れておかないと、全く理解不能になりますなw

アメリカ開拓史って意外と勉強してないんよね。


とにかくアメリカが今の合衆国体制を完成させるまでの歴史位は、予め読んでおいた方がイイ映画ですな。


ジョン・ウェインは、元々は端役のヒューストン将軍役を演じて、今作では監督業に専念する気やったらしいけど、彼にデイビー・クロケット役をしてもらわねばいけないというヒーロー待望派の希望に応えて、役どころを変えたらしいね。


アメリカの象徴ともなると、自分の自由にはなかなかさせてもらえないね^^;


日本では、領土に侵攻してくる外敵と闘うケースは、近代以前はあんまり無かったから、これと同じ様な題材は日露戦争位までないけれど…


古からの朝鮮出兵や蒙古襲来、そういった中でのレアケースを探して、映像化したら面白いかもね。

何でもそういう事をきっかけに歴史はクローズアップされていくしねw