【日ごとの糧】(ローズンゲンによる)
2024年6月26日
主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を
主の口から出る裁きを心に留めよ。
(詩編105編5節)
どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、
神があなたがたに望んでおられることです。
(テサロニケの信徒への手紙第一5章18節)
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私たちは、当然のことながら自分たちの業績、
自分たちの成果に目が行きます。そしてまた自分たちの
失敗にも。同時に自分個人の出来事についても同じことが
言えるかもしれません。
詩編の作者は、神が成し遂げられた出来事、奇跡に心を留めるように
と勧めています。
パウロは、それを踏まえた上で「どんなことにも感謝しなさい」と
勧めています。これは簡単なようでなかなかできませんね。
感謝もするけれど、人に対する批判も非難も得意ですからね、私たちは。
でも、神様の成し遂げてくださったさまざまなみわざに気づくことから始まって
それを確信し、感謝し、驚き、礼拝の心で神様に向かうという方向性を
私たちは日常の出来事の中で行っているでしょうか?
もし、その方向性で進むことができているなら、私たちの表情は
もっともっと柔らかくなるのではないかと思います。
私たちの頭脳の一部が「もう消えたい」「生きるのは嫌だ」と言っていても
私たちの身体のほぼ全ての細胞や臓器は、私たちが生まれた時からずっと「生かしたい」
「つながりたい」という意識で私たちが願う前から稼働しています。
その方向性は変わりません。ただ、頭の一部がなんとなく、疲れを感じ
「もう終わりにしたい」と叫ぶことがあるのです。
でも、身体の全体は、私たち個人の願いや思いとあまり関係なく
その身体を生かそうと日々働いてくれています。
そう考えると私たちは、神様の不思議な「活かす力」に支えられて
今日を生きているのかもしれないと気付かされますね。
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歌は「この世の旅路主イエスと」
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