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あーちゃんはアルツハイマー型認知症だったので、物盗られ妄想が酷く、自分の部屋のあちこちに物を隠していました。
老人ホームに入ってからの、エアコンのリモコン隠しにも参りましたか、自宅に住んでいた頃の貴重品隠しは本当に困りました。
銀行のカードや通帳、現金、身分証明書など大事なものを隠してはそのことを忘れてしまうので、何度もあーちゃんの部屋で一緒に探したものです。
そうすると、探しているもの以外にも10万とか20万とかの現金が入った封筒もあちこちからよく出て来ました。
ただ、これ…、
認知症になる以前から、あーちゃんはたんたんから自分の財産を守るためにやっていたことではあるんですね。
あーちゃんは昔から、たんたんに預金額を知られないために通帳や現金を色々ヘンテコな場所に工夫を凝らして隠していたのです。
たんたん対策で、自分の部屋に後付けで鍵をつけましたしね。
(あーちゃんの留守中にたんたんがあーちゃんの部屋のものを物色している気配があるとあーちゃんは昔から言っていました)

それで、この話を覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。
あーちゃんの銀行のカードを探しに行った時、たんたんが当然のようにあーちゃんの部屋に一緒に入って来て、何故だか偉そうにワフウフたちに指示を飛ばした話。
いや、アンタのために探してないから💢
その時に念入りに探せと言われた側のクローゼットなんですが。
そこの天袋の上の天井が、あーちゃんが老人ホームに引越し後に大きく外れて落ちたんですよ。
あーちゃんが住んでいた時にももしかしたら板が少しズレていたかもしれないんだけど(あまり記憶にない)、ズレるどころか完全に外れてしまっていたわけです。
そこがネズミの通り道になってしまっていたので駆除業者さんが落ちていた天井の板をはめ直してくださったのですが。
たんたんが、あーちゃんが出て行った後に、あーちゃんの部屋中を掻き回した跡があったのだけど、
天井裏にも何か隠してないかと確認したんじゃないかな。
それで、板をはめられなくなっちゃったんじゃないかな。
何か見つけたのか見つけられなかったのかは知らないけど、だってよく考えたら落ちた天井板の上に紙袋が乗っているって、変だよねえ?
自然に落ちたわけじゃなさそうだよね。
今更考えても仕方がないことだけど、たんたんが欲をかいたことで結果としてネズミのルートを作ってしまったのだとしたら、
自分で自分の首を絞めたとしか思えないよな。









