早朝の電話 | アルツフルデイズ

アルツフルデイズ

アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます



あーちゃんへ沢山の、本当に沢山のコメント、メッセージをありがとうございます。
ブログを通してあーちゃんはこんなに皆さんにお気持ちをいただいていたのだなあと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
また、なーにゃんとワフウフへも優しいお言葉をありがとうございました。

おひとりおひとりへのお返事をするのは難しいため、こちらでご挨拶にかえさせていただければと思います。


ご訪問ありがとうございます


2017年にアルツハイマー型認知症と診断された母の介護日記を書いています。
母は現在介護付有料老人ホームで暮らしています。
詳しくはこちらをどうぞ↓

 

 

 

とりあえず読んでみようかなと思う方は先ずはここちらをご覧ください↓

 

​書籍発売中

 

 


あーちゃんが入院してからのことを少しずつ書いていこうと思います。


なーにゃんもワフウフも、あーちゃんは2週間前後入院して、退院するのだと思っていた。

微塵もそれを疑わなかった。

ただ認知症が進んでしまうこと、そして足が弱ることばかりを心配していた。



しかし、入院した翌日の1月17日早朝に病院から電話が入った。

「酸素も血圧を上げる薬もマックス近くまで使っても上がらなくなって来ている。状況を説明したいので来てください」

とのことだった。


病院へ駆けつけると、先生から

「ひと晩でこんなに悪くなるとは想像していませんでしたが、誤嚥性肺炎から敗血症を起こしている状態です。このまま敗血症からの多臓器不全でお亡くなりになる可能性が高いでしょう」

「ご年齢がご年齢なので、ここから回復するのは非常に厳しい状態です」

と、ズバリと言われた。


熱は下がったが、白血球の数も1000まで下がっており、尿の出も悪くなっているということだった。



言われたことは分かった。言葉は理解出来た。

だけど、その内容とあーちゃんが結びつかなかった。

昨日は「お腹空いた」って言ってごはんを食べに行こうとしていたのに…?

糖尿病の病院から散歩しながら一緒に老人ホームに帰った時からたったの5日しか経っていないのに…?

孫たちに囲まれて楽しそうにお正月を過ごしていたのはたった2週間前なのに…?



本来は院内コロナ感染者が出たため面会禁止だが、「状態が状態なので面会して構いません」と言われてあーちゃんに5分だけ会わせてもらえた。


あーちゃんに意識はなく目も開けてくれなかったが、呼びかけると血圧がぐんと上がるので聞こえてはいるようだった。

なーにゃんと5分間、声をかけ続けた。

あーちゃんはとても苦しそうに大きく口を開けて一生懸命に息を吸い込もうとしていた。



あーちゃんの顔を見れたのは嬉しかったけど、特別に面会をさせてもらえる意味を考えるとどう受け止めていいのか分からなかった。


月並みな言葉だけど、悪い夢を見ているようだった。


 

  

image

 

 
ランキングに参加しています!
ポチポチっとお願いします♪


人気ブログランキング