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散々両親の不仲を見せられて育ったなーにゃんは、小学生にして
と心に決めるほど、結婚というものに夢を見られなくなっていた。
それだけ自分たちの両親がとる夫婦という形は醜悪なものであった。
しかし、娘たちの結婚観を壊した側のあーちゃんは、自分は不幸な結婚生活を送っているのに、適齢期に差し掛かった娘たちには結婚を強いた。
強いておきながら付き合う男の子には難癖をつけまくり、ワフウフは何度あーちゃんが原因でお付き合いしていた人とうまくいかなくなったことか…。
あーちゃんは娘に自由恋愛をさせず、自分のお眼鏡に叶った男性と娘を結婚させたかったんだろうけど、
それにしちゃああーちゃんがゴリ押ししてくるのはあーちゃん基準の不思議なメンズたちばかりだった…。
①自分好みの品の良い青年
行きつけのマッサージ店のマッサージ師さん。
とても端正な顔立ちの銀縁眼鏡の、線の細いタイプの(←あーちゃん好み)外国籍の方だった。
あーちゃんの紹介でワフウフも何度かマッサージの施術をしてもらったことがある。
ある日そのマッサージ師さんから家に電話がかかって来て、
「パソコンを買いたいんだけど土曜日買い物に付き合ってくれませんか」
と言われた。
しかし、ワフウフは土曜日先約があったしパソコンにも詳しくないのでお断りした。
いや、そもそも顧客情報として記入した電話番号を了解も得ず私用で使うのもどうかと…。
しかし、あーちゃんお気に入りの彼の誘いを断ったワフウフにあーちゃん激おこ。
なぜゆえ母親に強要されて品が良いということしか知らないマッサージ師さんの友達にならなければならないの?
自分の予定を変えてまで。
なんかよく分からないままワフウフはあーちゃんに怒られたうえ、
後日またそのマッサージ屋さんに行ったあーちゃんに
とネチネチ言われたのであった。
②へつづく。
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