バリエーションが減った | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

昨日のブログで
会話の無限ループについて書いた。
最初から最後まで、言い回しまで全く同じ話を連続で10回も20回も聞くことはもちろんなんだけど、
やっぱりその内容が「楽しいこと」じゃないこと。

愚痴や悪口ってただでさえ聞いていてこちらの気持ちが消耗するのに、それを何十回も聞くのはやっぱり辛いよね〜。


あーちゃんは認知症になって何故だか、よりによって、たんたんにされた酷いことのいくつかを忘れてしまったようだ。
だけど、具体的に何をされたのかは忘れても、たんたんがお金に汚く、自分がたんたんに嫌な事をされて来たという印象だけはしっかりと残っている。

それだから、きっかけさえあれば、やはりたんたんへの悪口の無限ループが始まる。


それは昨日も書いた通り、認知症になる以前からのことで変わらないっちゃ変わらないのだけど…
たんたんにされた酷いことの記憶がいくつか失くなってしまった分、悪口のバリエーションが減ってしまったの〜‼︎

酷いことをされた記憶が失くなるのはあーちゃん本人にとっては精神的に楽になる、ある意味喜ばしいことなのかもしれないけど…
悪口のバリエーションが減ったら同じ話の無限ループが増えるのよ〜‼︎


最近、外に出られないあーちゃんは毎日特に変わった事が起きないせいもあって、
電話をする度に毎回デジャブかと思ってしまうような会話をする羽目になるのさ。

しかも、無限ループされるのが妄想や幻聴の話だったりすると、辛さマシマシ。(ラーメン二郎の注文風に言ってみた)



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