耐性がついている | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

認知症の方と接している介護者ならば体験したことがない方が少ないのではないかと思われる、
会話の「無限ループ」
記憶力が衰えてしまった本人にとっては初めての会話でも、相手をするこちらにとってはただひたすら繰り返される同じ会話。
本当に認知症が分かってすぐの頃からこの調子。

たんたんの目を欺いて実家から逃れる為にホーム入居の説得をしている時も、


だけど思い返せば、全く認知症の気配などない、若かりし頃からあーちゃんの会話は無限ループだった。

内容は「たんたんの悪口」。
ワフワフたちはあーちゃんの半世紀に渡る結婚生活の恨み辛みをひたすら聞かされながら育ったのだ…。

どんな夫婦でも、普通は子供の前では出さない夫婦としての顔や、出来事があるものだと思うけれど、あーちゃんは良く言えば包み隠さず何でも話した。
悪く言えば子供としては聞きたくないことまで無神経に何でも話した。
親が外でパンツ脱いだ話なんか子供は聞きたくないんだよー‼︎


しかも、どの話も何度繰り返されたことか。
ある意味、こんなに愚痴を吐き出しておいてよく消化しないものだと呆れるくらいね…。
なんて勿体ぶって話されたことで初めて聞いたことなんかないしね!

何十回何百回も聞いとるわ!笑


そういう意味ではさ…
なーにゃんもワフウフも、無限ループな会話に対する耐性が元々出来ていたかもしれないね!

耐性がついているから苦に感じないことはないし、
耐性をつけてもらってありがたいとも、思わないけどさ…。




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