去年の話になってしまうんやけど12月にmacaroomのアサヒと友人ボッチのユニット、
Cubozoa(キューボゾア)のライブを見に代々木のLaboという所に行って来た。

写真がライブの様子。
もともと二人はpsyhozoa(サイホゾア)という名前のサイケユニットを組んでおり
今回はもっとアンビエント色を強くした演奏ということで名前を変えたのだとか。
ライブの前にこの二人のこのユニットのコンセプトなるものを聞いていて
それがなかなか面白いものだった。
なんとなく聞いた話なので間違っているかもだけど、
コンセプトは作家のトマス・ピンチョンの本からとったもので「無政府主義的奇跡の宇宙」らしい。
まずアンビエントっていうのは環境音楽。二人の演奏したい環境音楽は
普段私たちが聞いてる全て、それらは自分が聞きたくて聞こえるんでなく聞こえてくるもの。
その聞こえてくるもが偶然に色々と混ざり合って、奇跡的に素晴らしい「音楽」になったりする。
それでcubozoaはそういった演奏を目指そうよって今回に至ったらしい。
普通は音楽って合唱、合奏ってみんなで合わせる、ということが本来じゃない。
それを完全に無視しましょう。という話。
それでライブなんやけど、とっても良かった。
お酒も入ってて気持ちのいい酩酊感を味わえたしミラーボールもいい感じやった。
だけど私はこれってどうんなんやろうって思った。
すごくマッチしていて、なんというかこれって「無政府主義」なん?てなった。
まずはい、演奏しましょう、で一体なにを頼りに演奏してるの、相手の音やないの?
これって合わせている、つまり「政府主義」なんじゃないの??と思ってしまった。
演奏後にこれについて二人に尋ねて「無政府主義的奇跡の宇宙」についてなるほどと納得。
傍から聞いて、それは合わせているようでも二人にその意識はないのらしい。
じゃあ一体、なにを頼りに演奏してるのって聞くとそれは演奏者に「合わせる」のでなく
アサヒやボッチの「聞こえてくるもの」に対してだけに意識を、
よいと思った音を重ねる。ということらしい。
だから二人は同じステージにいるけど、二人の合わさった音楽、全体像、
イコール「奇跡の宇宙」を垣間見れるのはその外にいるわたしたちで
二人には全体的なものを見ることはできない。
うわあそれってなんかそうだよな、全てってそんな感じだよな。
音楽ってこんなもん、こういうちょっとした重なりの奇跡。
なんてひとり酔い酔い、密かに胸震わせ感動していたよ。

写真はののちゃん、野乃子氏。
絵師であり、歌い手でもあり、写真家やモデルなど
多彩な彼女はこの日cubozoaのカメラマン。
ののちゃんの撮った写真やpsyhozoaの楽曲はこちらかから。
→
psyhozoaマイスペース
閃光を浴びるののちゃん。

この日のイベント主催者、LOWBORN SOUNDSYSTEMの方々。
次回このイベント、「ギリギリシティ」にmacaroomも参加しますよ。詳細後日。
アサヒが今度アンビエントで朝四時の渋谷駅で演奏したいと言っていた。
それって面白そう!是非今度は私も参加したいものだ。
emaru