アスファルトに落ちたオレンジ色の
眩しいところと暗いところのバランス加減にはっとしたこととか、
いつかの雨の日の無言の車の中のワイパーがうるさかったこと、
青りんごの香りがする部屋でブラインドからのめいいっぱいの夕陽とか、
アルバイトしてる時に開けた扉から
保育園の廊下と同じ風の匂いがしたこと。
なんでもない、そんな日々の色々を
忘れていたのにふいうちに突然思い出したりする。
思い出したりすると、なんだかちょっと変な気持ち。
思い出は、なんだか、いつも少し悲しいね。
一体私の頭のどこらへんにどんな形で、いたん。
エマル