拠ない情報に注意

「ヨウ素剤の代わりにうがい薬」

大量の放射性ヨウ素を体内に取り込んだ場合の健康被害を防ぐ内服薬「安定ヨウ素剤」の代わりに、うがい薬などの市販品を飲むのは効果がないばかりか、健康を害するおそれもあるとして、放射線医学総合研究所(千葉市)は14日、注意を促す見解を出した。


同研究所によると、安定ヨウ素剤の代わりに、ヨウ素を含むうがい薬やのどスプレー、ワカメなど海藻類の摂取が有効などという情報がインターネット等で流れているが、こうした市販品の効果は不明だったり、不十分だったりし、根拠のない情報という。

 

特に、うがい薬などの市販品は口から飲むことを想定した内服薬でなく、飲むと、体に有害な作用を及ぼすおそれのある物質も含むため、安定ヨウ素剤の代わりに飲むのは絶対にやめて」と呼びかけた。

 

なお、安定ヨウ素剤は副作用もあるため、専門家が必要と判断した場合に限り、避難所などで、医師の指示に従い服用する。


2011年3月15日 読売新聞より


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わかめや、のりを食べるといいというチェーンメールなどが出回っていると聞きます。

拡散情報は、必ず真偽を確かめてから広めるように努めてください。

各地の避難所では食料や毛布も足りず、さらに寒さも16日から厳しくなりそう・・・。

心配なのが低体温症です。


日本登山医学会 によると、低体温症は体の中心の温度が35度まで下がることだが、耳の鼓膜を測るなど特殊な体温計が必要だそうです。

「体が震え出すことが低体温症のサイン」とのことです。


寒さを感じるセンサーが衰えている高齢者や熱を生む力が弱い子どもがなりやすいようです。

栄養不足、血の巡りが悪くなりやすい水分不足や糖尿病、脳梗塞の人も要注意です。


がまんするのが一番危険!!

体を温めてもいないのにふるえが止まったら、悪化している危険があります。

体の中心温度が32度まで下がると、つじつまの合わないことを言い出したり、ふらつきだしたりするといいいます。

さらに体温が下がると、心停止につながります。


対策としては、「やけどに注意しながらペットボトルを湯たんぽ代わりにして脇、股、首に当てるといい。

お湯がないなら、多くの人が体を寄せ合うのも効果的!」とのことです。



自動車の中で避難生活を送っている人は、エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓(そくせん)症)に注意が必要だ。

長時間動かずにいた時などにできる血の塊(血栓)が肺の血管に詰まり呼吸困難を起こす病気で、重度になれば死亡することもある。

04年の新潟県中越地震では車内で避難生活をしていた人に死者が出ており、足をこまめに動かし、定期的な水分補給をするなどして予防したい。

◇こまめに足動かす、定期的に水分補給、時々深呼吸する

飛行機のエコノミークラスの座席など狭い場所で椅子に座った姿勢で長時間足を動かさずにいると、足の静脈の血流が悪くなり、血液がたまる。

その結果、足に血栓ができ、血流に乗って肺の血管を塞いでしまう危険がある。

厚生労働省によると、初期症状で足が赤くなったり、むくんだりするといい、すぐに医療機関を受診する必要がある。

症状が進むと胸の痛みや息切れ、失神などの症状が出て、最悪の場合死亡する。中高年の女性に多いというデータもある。


窮屈な場所で手足を縮めて寝泊まりを続けると症状が発生しやすいが、新潟大学などの調査では、07年の新潟県中越沖地震で避難所生活を送っていた被災者にも症状が確認された。

限られたスペースで寝起きするためとみられ、車中泊と同様に注意が必要だ。


厚労省が勧める予防法は、

▽長時間同じ姿勢を取らない

▽1時間に1度はかかとの上下運動(20~30回)をする、歩く(3~5分)などの足の運動をする

▽血液が濃縮されないよう定期的に水分補給する

▽時々、深呼吸する

・・・などを挙げている。

やむを得ず車中泊をする場合は、できるだけゆったりとした服装にする、足を何かの上に上げた状態で寝るのが効果的とされる。


毎日新聞 2011年3月13日 18時28分より

(最終更新 3月13日 18時59分)