'69年のアルバム「オデッサ」の中の一曲です。2枚組で、商業的にはあまり成功しませんでしたが、BeeGeesにおける、Bealesの「Sgt Pepper」と評価されるほど様々なスタイルの楽曲が収められています。
今回のWhisper Whisperは「君がとても欲しがってるブツもってるぜ、ちょっと買っていかないか?目がさめるぜ、でもやめといた方がいいかもね」や「ぼくの姉さんに、飛び方を教えてやってくれよ、呼びとめて試して。世の中が変わるから、違法だけどね」と意味深な歌詞です。60年代後半というヒッピーが出現したサイケな社会状況を考えると、間違いないくそういう文化を描いた曲でしょう。
2021年になって、ディズニーの「101匹わんちゃん」の悪役クルエラを題材にした映画に当時の雰囲気をよく表しているからか採用されています。

 



■ギターは今回もオープンDチューニング(ダドファド)です。実はバリーがオープンチューニングが好きなのか、けっこう多いんですよね、BeeGeesの曲で。
それにしても、この曲すべてただのメジャーコードだけで作られています。だからフィンガーポジションもすべて開放か、バレーでフレット位置ずらすだけ。それでこれだけPOPなメロディを作ってしまうバリー・ギブってほんとに天才だと思います。

使用したプロダクト

プロダクト説明

【制作うらばなし】=====
Whisper Whisper
作詞・作曲:Barry Robin & Maurice Gibb 歌:Bee Gees 1996年

■ディズニー映画『クルエラ』(2021)Wikipediaから:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%A9_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

B級娯楽映画としてとてもおもしろそうです。ディズニーが2021年に公開した映画で、時代背景は更に昔ですが、現在のディズニーでは「喫煙シーンを使ってはいけない」などモラル的な配慮から、本来の映画の舞台となった時代の退廃的なシーン自体は敢えて避けて作られています。
それでも映画「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの若き日を描いたというおもしろいテーマで、BeeGeesが1969年にリリースしたアルバムの中でも特に当時のヒッピー文化・サイケ・ドラッグをかなりストレートに扱っている歌詞の「Whisper Whisper」が21世紀になって作られた映画に採用されたというのも、BeeGeesがいつの時代も求められるスタイルに柔軟に適応して常にヒット曲メーカーだったことの証明だと思います。

そんなわけで、今回も超レア・マニアックな選曲してしまい、あまりたくさんの方に聴いてもらえないかもしれませんが、BeeGeesが実はBeatlesと並ぶほど、多彩で変化に対応でき、時代の先端でヒットをいつの年代でも出し続けていた希有なバンドだ・・・ということを示す選曲だなって思ってやってみました。

【歌詞意訳】=====どうみても、ヒッピー文化・サイケ時代のドラッグの歌だよね(^_^;)

何を待ってる?ってささやいた。
君がとても欲しがってるもの知ってるぜ、
だから声かけて買ってってごらん
目がさめるぜ
でもやめといた方がいいかもね

内緒だけど 頼むよ
ぼくの姉さんに
飛び方を教えてやってくれないか
呼びとめて試してみなよ
世の中が変わるから

そっとささやく。秘密だからね
よかったら君も試してごらんよ
声をかけて買ってみなよ
合法じゃないが、でもお互いさまだろ

誰にも聞こえないように
小さな声で頼むよ

ぼくは男で君は女
結婚なんて意味ないだろ
みんな人間なんだから
君を楽しませられれば

その気にさせて なごませることができるなら
ぼくが誰かなんて関係無いんだ
いろんなことをしてあげられる
説明や野暮ってもんさ せっかちも禁物だ
世間のほとんどの人がしていることなんだから

ノー ノー ノー…

■MV撮影にあたり、もっとサイケな服、昔持ってたよな・・と思いクローゼットを探し回りましたがさすがに処分してしまったみたいで・・・手持ちの中で一番時代感のあるTシャツにしました。僕が通ってた大学のバスケットボールチームがNCAAのディビジョンで優勝したときの記念Tシャツ。
アメリカの大学にもそれぞれ象徴する色があるんですが、僕の大学はゴールドとパープル。なのでチームのユニフォームもチアガールズの衣装も、僕らが着るような大学のロゴ入パーカーやTシャツもゴールド&紫なんですよ。ほぼ反対色な上、紫って和服てもないと日本人はあまり着ない(似合わない)色遣いですよね(^_^;)

【使用機材】
MIC:LEWITT LCT 441 FLEX
Audio I/F:Presonus Audiobox iTwo
DAW:Fender Studio 8
Guitar:K・Yairi YW700
Bass:Ibaneze SR640
Camera:Canon EOS R10
Photo Editor:Photoshop
Video Editor:Vegas Pro 23

元曲が1960年代なので今回はヴィンテージ系のプラグイン(無料版ばっか)けっこう使いました。

テリーさん作曲、みらくさん作詞の曲を、歌とコーラスとギター、自由に入れていいですって、高待遇で声かけていただきまして・・・
ギタリストでもないのにギターまで弾いてしまいました。

 

 

 


テリーさんは、ブラジル系・歌謡曲系・フィリー・ソウル・ブルース・ローカル実力派アイドル系に特に造詣が深いので、今回の曲のオケ+ガイドメロいただいて、直感的にフィリー・ソウルと昭和歌謡のマッシュアップな印象が浮かんできました。
なので歌は少し艶っぽく、それでいてちょっとノリもよく。ギターもエンディングだけロック調ですが、途中はむしろ歌謡系のフレーズ入れてみました。

みらくさんが幸せな歌詞を書いてくださっていましたが、こういうロマンティックな経験値がほぼゼロなもんで、もし若返ったらこんなこともあるといいなぁなどと考えながら歌いました。

オリジナル曲の歌入れも以前はそこそこありましたが、今回久しぶりだったような気がします。大切なオリジナル曲を託してくださりありがとうございました♪

使用したプロダクト

プロダクト説明

FenderにPresonusが買収されたため、Studio One シリーズが今回のバージョン8にアップデートしたので、僕のDAWが長く使ってきたStudio OneユーザーからFender Studioユーザーになった1曲めです。

怪我したせいと、奥さんが長期介護帰省してたため、音楽制作時間が増えて今年は1月第1週からこれで5週間連続公開しているという、怠け者の僕にはありえないハイペース。
ですが、今回はテリーさんとみらくさんの曲なので、普段の僕の歌に飽きちゃった人にも新鮮な気分で聴いていただけると思います(^^)

■Living Loving Maid (She's Just a Woman) / Led Zeppelin

1969年リリースされた2枚めのアルバムの中から、ジミー・ペイジはあまり好きじゃなく埋め合わせで書いたという噂もある1曲。
僕自身は、ジミー・ペイジらしいシンプルだけどかっこいいリフで好きなんですけどね。

そして僕にはロバート・プラントのキーであんな風にかっこよく歌えないので、キーも下げたので、せめてロックらしくなるように、リード・ヴォーカルは唸り声風の声色で歌ってます。
アレンジもアコースティックスタイルにしました。

 


ギターは3本ともオープンDの変則チューニング(典型的なダドファド、D - A - D - F# - A - Dです)
やってるうちにZeppelinなんだけど、CSNYやってる気分になってました(^_^;)

そういや・・・この1月、毎週1曲公開して単月で5曲公開、新記録かも・・・
奥さんが長期帰省していて1ヶ月半以上一人暮らししてたから(^_^;)

使用したプロダクト

プロダクト説明

【制作裏話し】=====
この曲も、Deep Purple同様、当時のバンド小僧たちにとっては、定番のセトリに入れるかは別にしてほとんどの人がやったことがある曲じゃないかと思います。僕もそうでした。当時も下手だったので、今回はバンド編成原曲スタイルでなく、アコギ3本でやってみました。
海外走らないけど、日本ではシングルの「Whole Lotta Love」のB面曲でした。

曲説に書いた通り、ジミー・ペイジはあまりこの曲が好きじゃないという噂もあるのですが、別のインタビューではグルービーの女の子たちは、歳をとってもしつこく迫る女性の恐ろしさをロバート・プラントが歌詞にしたとか、ツェッペリンの中でも1級品扱いされてませんが、いろいろおもしろい逸話のある曲でもあります。あのジミー・ペイジをして曲のインスピレーションについてインタビューされたとき、単に答えるのがめんどくさかったのかもしれませんが「メイドが好きだから」と言ったとか・・・

最近アコギを使った曲が続いたので、指先にギターだこが残ってるうちにやってしまおう、という安易でヘタレな理由での公開となりました。アコギを弾くのは今でも好きですけど、昔から苦手というか下手で、ミスタッチ、隣の弦に触ってしまう、コードチェンジでフレットノイズを出しすぎる、ハイポジションのバレーで音が6弦きれいに出ないことがよくある・・・ほんとにちっともうまくなりません。3本だからごまかせてるとこもあるけど。

制作環境はこれまでと同じです。
MIC:LEWITT LCT 441 FLEX
Audio I/F:Presonus Audiobox iTwo
DAW:Studio One Pro 7.2

そういやPresonusがFenderに買収され、Studio Oneも既にFender Oneにバージョンアップしています。初期トラブルがなさそうなら、僕もFender One(実質Studio Oneのバージョン8)にアップデートしようと思っています。
もともとStudio Oneは直感的なインターフェースなど使いやすさでシェアを伸ばしていましたが、Fender傘下にはった新バージョン8は、これまで細かいとこで正確さが足りてなかった部分をAIでだいぶ補正しているような説明がされていたので、その新機能も試してみたいし。
その他の制作ツールは、

ギター:K Yairi YW700
Camera:Canon EOS R10

ボーカルトラック:超シンプル(^_^;)
1.リードボーカル
2.コーラス高
3.コーラス中
4.コーラス低
5.ストラム・ギター
6.ハイポジションギター
7.リードギター