[短編小説] 新たなパソコンの機能 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

スマホの普及でパソコンは衰退化しつつあった。

ネットゲームさえ手軽なスマホがあればいい、今やスマホに不可能

なことはないと思える程スマホは進化しパソコンの独壇場であった

表計算さえいまやスマホで出来てしまいパソコンの老舗であったメ

ーカーは経営破綻を待つだけで新たな方策を待ちわびるだけだった

 

そして遂にスマホはデュアルCPUが発売された、コアがデュアル

はないCPUが二つ装備されたのだ。HDの大容量化と伴いバッ

テリーの容量アップでパソコンは過去遺物もはや不要の存在かと思えた。

 

新聞で中学生の飛び出し交通事故が発生したのは平日の午後正午のことだった。中学生は大型ダンプに轢かれて死んだのだがどう

轢かれる原因が不可解だった。というのもダンプは単独で走り飲酒

ていた訳でもなく居眠り運転や健康上不安を抱えていた訳でもな

そもそも定量の10tだった、中学生は自殺でもするように車の

飛び出したのである。多くの野次馬が集まる中冷ややかに

笑みを浮かべる少年がいた、顔の半分をダンプのタイヤに轢かれ無残にも鼻から下が”グチャグチャ”に潰された顔を見ても一向に目を

背ける気配もなくじっと見つめた。

 

「ざまあみろ、いい気味だ。」

「さて次は誰に死んでもらおうかな?」

 

中高生のイジメで自殺する学生は急激に減り反対にいじめをしてい

であろう中高生が不審な死を遂げる事件が多発した。これは新ソ

フトの開発した時期と被るそのソフトというのは人間と霊体を融合

せた前例がない神をも凌駕するソフトであり死者を生前のまま映

出す事が出来るので著名人の奥方や熱烈なファンから死んだ著人に再び会える秀逸なソフトだと評判が高いのであるが反面悪霊を呼びだす事が出来ると闇サイトで話題になった。製作者は女子高生

で無論悪意があった訳ではなく自作マニアだった女子高生はパソコ

ンの将来に危機感を感じたし他界したアーティストに会いたい、そ

がソフトを作った動機であった。

 

プログラミングを作る過程で思ったような誰の目にもはっきりと見

る霊体ではなく黒い影としてしか現れないのでプログラミングを

から見直し頓挫すること屡々だった。プログラムで黒い影が

現れるようになったその日から就眠すると黒い影だった幽霊がは

っきりした姿で現れるようになったのである。

 

「おい、おい起きろ!」

「寝た振りしていてもわかるぞ」

 

やばい、霊だ、霊は呼び込まなければ入ってこれない筈なんで家

の中に入ってくることが出来るの?と思いながら”ガタガタ”と布団

中で震えていながら必死に帰ってくれる事を祈りながら寝たふり

をするのであった。

 

「殺そうというんじゃない、おまえの手伝いをしてあげようという

 んだ」

「富や名誉はいらぬのか?お前の遭いたかった著名人に合わせる

 事も出来るのだぞ」

 

少女は悪霊撃退に南無阿鼻陀仏が有効だと布団に潜りながら思い出したので唱えて見ると部屋から気配が消えた。”やったぁ”と思っていたのもつかの間、少女の布団は宙に舞い布団を引っ剥がされた。

 

「フハハ、何の真似かな」

 

低い声で話しかけてきたのでてっきり男かと思っていたら髪の長い

女霊であった。あまりの怖さで眼をとじていると鼻に冷たい風がを

じた、まるで雪道を歩いていると寒い北風が顔を貫く感覚。少女

嫌な感じがした。まさかとは思った、そうまさか有り得ない事だ

ったのである。よせばいいのにとは考えるがどうしてもやらず

にはいられない事ってあるだろう?少女の場合がそうであり少女は

ゆっくりと瞳を開ける事にした、悪い予想は的中するもので女霊の

恐ろしい真っ赤な瞳が少女の瞳に人差し指一本の距離にあった。

もう逃げられない、そう思った時人は失神や心臓麻痺で逃げる事

だろうが逃げる事が出来ないのであれば対決しか選択肢はない。

危機感を感じていると気がついたら女霊の姿は消え夜が明け光が

差し込む朝が訪れていた。

 

プログラミングの神様と言われる男性に自分のプログラムの欠点を

知るべく電話で聞いたところ明日自宅まで来いという。初対面の男

性の家を訪問するのは身の危険を感じるが教えを乞う身、多少のリ

スクはある程度覚悟しなければならない。

 

翌日朝9時、彼女は横浜駅で路線図をみていた。乗った事がない

路線、はじめての電車を3本乗り継いで到着する駅なので乗り間違

いのないように慎重だった。目的の駅に到着し電話で聞いた32番

の路線バスに乗り景色を見てると会社が並ぶオフィス街から住宅が多い田園地帯から郊外の田畑や森林の稲作地帯へと移り変わって行った、訊いていたバス停は未舗装路の農道だった。真っすぐな道

周りは田んぼばかりで民家はない”ここでいいのだろうか”と彼女の

不安は高まっていくが今は歩き続けるしかない。農道を歩いて15

もすると山が近くなってくる。

 

”聞き間違えしちゃったかな”

”女子高生だと思って見くびられ騙されたのか”

 

不安は自問自答をし悪いほう悪い方へと考える。民家が見え始めて

きたが家の広さから想像すると農家ではないだろうか?都市部と違い農家には表札がない、表札がないということは誰の家かは不明で

大きな公園や動物園、テーマパークでもあれば案内板があるが案内板や進行標識は皆無で現住所さえ表示されていない。結城常葉(ゆうきときわ)は初めて来た場所で方向感覚がわからず迷ってしまった。

 

「どうかしたの?」

 

話しかけてきのは30になろうか美しい黒髪が特徴的なんでも見通

ような大きな瞳に常葉(ときわ)は見透かされている気分になっ

た。髪形や来ている服などを観察すると令和の現代人とは思えない古臭さを感じその時代に行ったことないが大正の息吹を感じてしまった。異様な相手を警戒して道を案内して貰わなかった訳でもなく

教えて欲しかったが言葉が許さなかったのだ。

 

「なんでもありません」

「道が知りたいんじゃないのかな」

「いいえ結構です」

「下手な意地張ってると後悔する事になるよ、あなたって意地っ張

 りよね損する性格だわ、もっと素直になったほうがいいわよ」

「余計なお世話です」

 

なんなんだこの人は、初対面の相手に失礼じゃないか、さっさとどこかへ行ってくれないかと女子高生常葉は思った。

 

「桐生さんちならすぐそこよ、あの赤い屋根の家がそう。またね」

 

プログラムミングの神と呼ばれる桐生弦一郎に逢う為ここまでやっ

てきたしかし常葉(ときわ)がなぜ桐生の家を探していたのかあの女は知らない筈、それを何故あの女は常葉が探していたのを知っていたのかあの女が何者で何故常葉の心の声まで知っていたのかそれ

は後程の話。

 

おわり

 

この物語はフィクションであり実在の

人物団体には一切関係ありません