短編小説 うさぎ村 村人編 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです


俳優Oは真っ暗な森の中でウサギの大群を見かけ不安はあった
それでも更に奥へバイクで進む。何故にそれほどまで
一体男を動かすものは一体なんだというのか。。
危険を冒してまでも男は野沢菜が欲しかった。ただそれだけ!
街頭もない民家の明かりも無い真っ暗闇の森をバイクのライトのみが照らす。
森は緊張した空気が流れ男もそれに気づきはしたが森にいるのはウサギばかり。
ウサギに何が出来るのか、誰でもそう考えるだろう。
バイクで走る男の前に突然白い物体が現れる。男は急制動をかけるとフロンとタイヤは横滑りしバイクと共に倒れこむ男。
林道のような不整路では一度転倒すると起き上がるのに時間を要した。

倒れた男に、まるで機会を伺っていたように一斉に男に飛び掛る
50匹以上のウサギ、まるでウサギの赤い目は血を求めてるように光り輝く。
「やめんか!!」
その声で多数のウサギ達は男を襲うのをやめその場で座り込む。駄目かとあきらめた男は声のおぬしのおかげで助かった。
声の主を探すと
その者はマルチーズのような長く白い毛に覆われ鼻は真っ赤
他のウサギたちは”うさんた様”と呼んでいた。

「すまなかった!人間の男よ。皆の者が!」
「我はこの森の長、うさんたである。なぜお主を襲ったのか訳を
説明しよう~、人の男よわしの家にきてくだされ」

なぜこの森にはウサギが多くいるのか、村長が大ウサギなのかその訳を知りたい男なので村長のうさんたそしてバニーガールのような姿をした女性数人さらにディズニーのバニーのようなウサギ数人と一緒に暗い森の獣道を歩いていく。

数十分歩いただろうか、森を抜けるとそこは空き地のような広場に出る。
うさんた村長が両手で手を叩くと
目の前に突然藁葺き屋根の大きな屋敷が現れた。
「皆の者よ、中に入ってくれ」
人間の女性だと思っていたバニーガールだったがお尻にあった丸く白いマリモのような尻尾が不規則に動くのをみて
”あれは作り物ではないのか”
男は前を歩くバニーガールの振れる尻と小刻みに動く尻尾に見とれながら
村長の家まで歩いてきた。


村長の家の中で一同は座り込むと
「人間よ、我らの事情を話してあげよう~いや聞いて欲しい」

「村長、人間は悪そのものだ。今すぐ殺してしまおう」と
バニーのような男達は怒り口調で怒鳴るが
「黙れ!静かにしておれ」一喝し他のものを黙らせる村長。

うさんた村長は
自分達は遠い昔、まだ地球は恐竜が支配していた時代。
うさんたと住民は故郷である月に別れを告げ地球へ移住してきたという。動物であったウサギと共に。
しかし、地球人に自分達のことをシラレル訳にはいかず山の奥深い森に村を作り人間とは隔絶し生活していた。

「この村の事をしられる訳にはいかないのでお主を襲ったのだ。だがお主を殺したことで他の人間が黙ってるとは思えない
そこでわたし達のことを話そうと思ったのだ」
「お主に知られたからにはわれ等はここに住んでいることは出来ない。」
村長はそう男に言いう、そして皆に向かって告げる。
「みんな、また新しい土地を見つければいいではないか!
 そこでウサギ達と共に暮らそうー」
「そんちょぉう~~~~」

きっと長い間、ここで暮らしていたのだろう。
この土地を離れがたく思ってる者たちは泣いた。
”おれが迷ってきたばかりに・・・・・”
どうすればこの人たちはこのまま暮らしていけるのか?
折角移住してきたこの土地を、と考えるが思い浮かぶことはない男。

「うさんた様、以前のようにわたくしが男の記憶を消しますわ」
バニーガールのようにレオタードを着た女が提案する。
だが村長はそれを承認することはない。なぜなら
以前記憶を消した人間は自分がわからなくなり崩壊し自殺した
2度と自分たちのことで犠牲者を出してはいけないと思っていた村長なのだ。

バニーガールの意見、それを聞いて
男は自分の記憶を消すことを決めていた。
それで家で待つ妻と別れる事になったとしても、、、と覚悟をしていた。
「村長、お願いがあります。俺の記憶を消してください
 おれは天涯孤独の独り身記憶なんかなくても生きていけるのです。それで皆さんが救われるなら。。」

少しの間、沈黙があったが一人の男は口をあけた
「ありがとう」
「ありがとう、いい人間なのね」
「感謝する人間よ」
「あ。ありがとぉう」
「本当にありがとう」
その場にいる全員感謝の言葉を泣きながら口にだし男の言葉に感動を覚えた
うさんた村長の無垢な瞳からは水アメのような涙が”どぉろ~っ”と流れ落ちた。
うさんた村長は叫ぶ。
「みなのものぅ~~~宴会だ!仲間を呼べぇ」

男は嘘をついた!天涯孤独など真っ赤な嘘で両親もいれば
家には新婚のかわいい妻が待っていた。
だがそのことを話せば村長は承諾する訳がないと思い男は嘘を告げた。

宴会では村中のウサギ人とウサギが集まり酒や食べ物
村長のセーラームーンのもの真似まで見せられた。
「月に変わって~~~おしおきよぉ~~」と
赤鼻のウサギが丈の短いスカートとセーラー服をきて!
一同大爆笑だったのは言うまでもない。

他にも餅をつくウサギたちやバックスバニーのまねも
バニーガールは和んでくると片側の長い耳だけ折り片側は立たせたままの耳
その仕草が見る男たちを”萌え~”と男達を興奮させる。
男達を絶叫させたのはバニーガール達が合唱したセーラームーン主題歌だっただろうか。
宴会も終焉をむえようとしたとき村長は男に尋ねた
「おぬし、一体なにが目的でこんな山奥まで?」

「いやぁ~野沢菜が欲しくて」

「たったそれだけのためにか・・・・・」
「だったら我が野沢菜なんとしてあげよう、あと我が村特産のニンジンも持っていくがよい」

宴会は一晩だけで終わりを迎えただけではなく次の日も太陽が昇ると宴会は始まり
二晩と半日、飲めや歌えの大騒ぎをして幕を閉じたのである。
その後、俳優Oはバニーガールの女によって記憶を消されたが村人の案内によって
山を下り主要都市まで行くことが出来た。

Oの妻が見たとき泥だらけだった訳はというと
バイクで転等した時のものと泥風呂へ投げ込まれたからである
宴会中に酔ったバニーにより泥のフロへ

こうしてウサギの村は平和を保てたのである。人にシラレルことも無く。

この話はフィクションです。