街角をモデル歩きで通り過ぎて行く女性。
背筋を伸ばし胸を張って歩く姿はまるでモデルか女優だった。
誰も近寄れない。高貴なオーラが人を寄せ付けない。
だがそこへ一人の男が走り寄ってきた。
「み~~ゆき さん。どこへ行くの?」
「あらん、福慕さん。お久しぶりねぇ~」
「別にあてなどないわ、カプチーノ飲みたくなったので店探してるの。」
みゆきは特に出会いを求めていない。結婚するきもないし彼氏を作ろうとも思わないのだがたった一人の男にだけ心を開いていた
それが無職でハローワーク通いの福慕辰夫である。
「それじゃ一緒に飲もうよ。僕もハローワークで疲れたから」
「奥さん悲しむわよ。わたしはいいんだけどね」
「平気平気。じゃいこう~~」
喫茶店で二人が席に座ると周囲からは冷たい視線が刺さる
多くの女性が店内にいたがみなみゆきを睨んでいた。
「あの女よ、いい気なもんね男連れて」
「そうよねぇヒトデ女の出来損ないのくせに」
「きれいに造って男を騙す尻軽女」
嫉妬する女たちはみゆきの美貌にひがみ、やっかんでいる。
大衆とは8割の人々が悪い噂を信じてしまうと残りの2割も信じてしまう。
その悪い噂とは
”地獄天使の指令によりゲルショっカーに拉致監禁されアジトで
ヒトデ女になるべく改造されそうになったが本郷猛と一文字隼人ダブルライダーによって救出されたがおっぱいだけは改造されてしまった”というもの。
「あの女の乳ってさ改造受け細工を施されているからきれいなのよ」
「そうなの?そうだよねあんなにバランスとれた胸あるわけないよね」
彼女の胸はとても美しくサイズはDカップで滑らかな円を描き
乳首は天を見上げる上向き。乳房と乳輪のバランスもベスト
しかし、整形されたわけではなく生まれながらにして獲たもの
アンバランスな乳を持った女性たちがそれを信じることは出来ない。
「福慕さん、実はわたしおっぱいで地震予知できるのよ」
「うそだぁ~~なまずじゃあるまいし。冗談過ぎるよ」
「本当だって、今も乳首が立ってきたの」
「地震が1時間以内にあると乳首がぴーんと立って辛いの」
「ほうほう、どれどれ・・・・・」
と服をめくり上げてブラジャーの下端が見えた時
「おおーーーっと危ない危ない。誘導されるとこだった」
と急いで服を下げて胸を隠した。
これが福慕という男のテクニックである。
強引でもないしお願いする訳でもないあくまで自然体で女性を脱がせていくのだ。
みゆきと仲良くなったのもナンパしたというわけでもなく自然に
親しくなっていった。恐るべき男なのだ。
「ちょっと話聞いてる?福慕さん」
「聞いてるよ地震予知できるおっぱいなんでしょ。でもなんで乳首が立つの?」
半信半疑であった男であるが聞いてみたくなった。
「なんか乳首の先から電磁波が上空に向かって放射されると
地震の電磁波とぶつかって反射され乳首に戻ってくるの」
「これが乳首が勃起しちゃう訳なのよ」
「勃起かよwwww」
「乳首おったててしまうと。。。笑」
「も~う。笑い事じゃないのよ!お立つと、ムラムラして・・・」
「おおおお!!僕に任せてwww」
「遠慮します、結構です。独身だったら考えますけどねww」
みゆきは乳首がおったつと地震が起きると信じていたが、、、、、
真実はそうではなかった。
乳首からは確かに電磁波を放射していたのだが電磁波は成層圏で増幅し再び地上に戻って放射。
そのせいで大地震が起きてしまうメカニズムであったのだ。
簡単にいえばみゆきの乳首のせいで地震を起こしていた
悪い噂、まったくのデタラメと言うわけでもなかった。豊胸手術は施されていないものの
乳房には電磁波発生装置”超電磁くん”が埋め込まれていたのである。
しかし当のみゆきにはそんなことになってると夢にも思わず乳首が地震によって反応
してしまうだけだと。
地獄天使がコントローラーのボタンを押すと各地で地震が起こるようになっていた
いわばこのコントローラでみゆきの乳首おったてる事も可能ということだ
日本人殲滅という
ゲルショっカーの野望はライダーによって阻止されておらず
成功していた。
しかし、、
そんな事になっているとは微塵も思っていない福慕とダブルライダー二人と仮面ノリダー&チビのりダー
地震は天災だとばかりに。
*石ノ森先生すいません~~~