短編小説 ゴーストハーレム | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

その男、赤村まる男。彼の部屋は極普通の6畳間に住んでいた。
家具やベッド家電、そして普通に女の子のフィギュアや雛人形、リカチャン人形、マネキンを普通に飾ってる男性である。
一般的な普通の部屋です(笑

男は大のホラー好きで日本、外国の映画は勿論!ビデオもあらゆるものを見てきた。R18指定のゾンビAVものまでも。
では趣味はホラーなのかといえばそうではない!
男の趣味は著名人の墓参りというとても変った趣味。

著名人というと芸能人を思い浮かべるだろうがこの男、芸能人に留まらず作家や音楽家に戦争犯罪者さらに平清盛のような武士に至るまで幅がひろい。
よせばいいのに”平将門”の悪名高き墓にまで手をつけた

これでは呪われないほうがおかしいというもの。
まる男の部屋には白い着物きた幽霊がやってくるなど日常茶飯事であったがなぜか何事も無いように暮らしている。
それはなぜか?
岩様のような強い霊の墓参りをしてるからに他ならない。
とりつかれては排除。その繰り返しであったから守護霊もたまったものではない。

人形に霊が取り憑きやすいというのをご存知だろうか?
あまりに心配だった守護霊の一人である男の祖母
16歳で他界した”ゆり”は人形に入ることにした。

そんな事などまったくしらないのんきな性格のマル男。

一人人形に入ると霊がだんだん集まってくるもので
幼馴染に遠い親戚の従兄弟、謎の美女、正体不明の女が集まり5人の幽霊がまる男の部屋の住人となってしまった。

そんなことは知らないまる男はまったくのマイペース。
好きなホラービデオを見ようとしてた。
「お~~い、それはやばいぞ!」
「出てくるから見ちゃ駄目だよ」
「だめぇ~~」

そんな女性達の声など聞こえないまる男はBDを入れた
これこそ世間で騒がれている呪いのビデオであった。
幽霊達の警告もしらないまま見てしまったまる男。

その晩、さっそく現れてしまった呪われた幽霊であったが、、、
「ギョ、、、なんだ!!この部屋は」

幽霊が驚いたのも無理は無い
大きなマネキンが一体。セーラー服フィギュア、バニーガール
18禁フィギュアが4体、下着フィギュア、裸体フィギュア2体
リカチャン人形2体、雛人形3体、フランス人形が部屋に散乱

「こ、こいつの趣味か・・・・・・」
「まぁ気色悪いけど今から呪ってやるから」
そういうと人形達をかき分けてまる男の隣に行く幽霊。
冷気を出す幽霊だから鈍感な男にも温度の低下していくのがわかった。
「うっさむっ!」
寒がりながら眠る男の横には添い寝した女幽霊が
血走った赤い目は大きく見開きまる男をじっと見つめる。
大きく裂けた口は不気味な笑いをしていた。
血の気の無い青白い手は男の顔を触り続けている。

男の一大事と言うときに女性達は何してたのか?
幽霊になっても人間のときと同じ習慣であるから夜は熟睡。
人形に入り一緒にいてもまったくの役立たずな女達。

朝になり目覚めた女達はまる男を見て愕然となった。
青白く豹変した痩せこけたまる男の顔。

「きゃぁ~~まるちゃん、どうしたというのよ」
まだ経験が浅い幼馴染の幸と従兄弟の久子にはわからなかったが大祖母のゆりには一目で原因がわかった。
「久ちゃん、さっちゃん!これは霊章だよ」

「ねぇあんた達、何か昨晩みなかった?」

「ああ来てたよ。白い着物きた悪霊がね」
「おもしろうそうだから見ていた」
親戚でも友人でもない女達にとってまる男はどうでもいい男だった。
3人はそんな二人に怒りを覚えてはみたが熟睡してた自分たちも情けない!一体何のためにここにいるのか。。と

「だから言ったのに、見るなと」

「おのれ~~悪霊めこのままでは済まさぬぞ」
怒りに震える大祖母のゆりと女性二人。
部屋の中には怒りの霊圧が一気に放出された。

押しつぶされそうな圧力で目覚める男。
「ふぁぁ~あ。うるせぇなぁ ばぁちゃん!」
・・・・・・・・・・・
「知っていたのかい まる男」
実はまる男には少なからず霊能力があり女性達が見えていた

「夕べ悪霊が来てたのを知ってるのかい?」

「そっかぁやっぱり現れたか・・・・どうりで寒かったわけだ」

「安心おし!わたしらが悪霊を追い払ってやるから」

まる男はみんなに任せるというと再び眠ってしまう。
ゆうべ寒かったせいで熟睡できなかった男。今は眠くて仕方ない状態だった。

日は暮れて夜になり寝ている男の背後に現れる悪霊。
しかし、今日は起きている女性陣は
「待ってたぞ!昨晩はやってくれたな。このまま逃がしはしないから覚悟しなさい」
大祖母ゆりを先頭に3人で悪霊を迎え撃つ。悪霊の背後には幸と久子が逃げ道をふさぐ。

「ぎゃぁ~~~おばけぇだぁ~~」
なんと悪霊の口から出た言葉は悲鳴であったので全員こけた
悪霊こそおばけだと思うのだがそのおばけからおばけと言われてしまった女性たち。
”あんたにいわれたくないわ”

みな少なからず容姿には自信を持っていたので”失礼な”と
怒りに身を震わす一同。そんな事は一切知らない悪霊は
ただ恐ろしさのあまりうずくまり泣き出してしまう。

悪霊の言い分を聞いてみると
彼女に悪意はなくBDを見た人から呼び出されたから来てみただけで呼び出した人を呪わないと帰れないという。
仕方なく人を呪ってきただけと彼女は言う。
ビデオは彼女が恨みで作ったのではなく制作会社がおもしろそうだから作っただけ。彼女は主犯ではなく単なるモデルであると
呪いのビデオ!作った側のスタッフの思念により呪いとなってしまったらしい。

「このままじゃ帰れないのだね」
ゆりがそういうとそこにまる男は割り込んではいり

「シカタネェなぁ~じゃここに住むかい?」
5人も6人も一緒だと男は女に告げる。たしかにそうかもしれないが子供がふえるのと幽霊が増えるのでは意味が違うと思うのだが男には同じと思えた。

「まるちゃん、この人君の好みのタイプなんでしょ。」
幼馴染の幸はまる男のことを理解していたし好きだった。
その言葉を聞いた久子は嫉妬。
「まぁ~~~る おーーーー」

「おおおおおライバル出現だね」
まる男に密かに恋心を抱く二人の謎の幽霊


呆れて言葉がない大祖母のゆりは「やれやれ・・・・・・・」


かくしてハーレムにまた一歩近づくまる男の生活空間。