短編小説 現代版 雪女 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
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雪女それは山深い森で旅人を惑わし呪うアヤカシ。
現代では過去の民話程度にしか思われていない。
だが文明が発達した現代でも雪女は存在した。

「ひろし~~~宅配ケンタッキー頼んでくれない?」
「さっきマック食ったばっかりだろう・・・・」

民話では儚げで美しかった雪女であるが食に困らない現代
雪女も例外ではなくコレステロールがたまっていた。
昔の美しかった雪女の姿は無残にも飢えた白豚と成り果てた。

その醜い雪女とつきあうのは40代男性のひろし
なぜ雪女とつきあうようになったのか?
出会いは無論冬の山である。
山で遭難しかかってるときに雪女が現れ助けてもらったのだが
そんな都合よく雪女が現れるものなのか?

実はこの雪女、よく山に来るひろしに以前から目をつけていて
ストーキングをしていたから
ひろしが危険な状態にあったのをみつけこれ幸いと思い
偶然出会ったように見せかけ助けたのであった。
出会った頃それはもう綺麗で透き通るような肌をした雪女。

だが寝て喰ってテレビを見てネットするだけの生活で
よく肥え白豚と化してしまった雪女。
民話では働き者で賢いとされてるがあれは作り物の話である。

「ゆきぃ~おまえ少しは動けよ。民話じゃ裁縫や農作業でよく働く賢い美人妻じゃないか」

「あっははは。。何言ってるのひろしぃぃぃ」
「雪女って山歩いてるだけの存在だよ、裁縫や農作業なんて出来る訳ないじゃない!!」

「だからといって何もしないのか?教えてやってもやらないし」

「だって掃除嫌いだもん。料理はひろしのほうがうまいし
 買い物行くと無駄遣いしちゃうでしょ」

猫よりも役に立たない雪女!
猫だって寝てばかりと言うわけではない。縄張りを守るため
ちゃんと行動してるのだ。
それを人間は気づいてないだけなのである。

雪女と貧乏神は家に入れてはいけないのだ。
何も生産しないのに消費ばかりするからだ。
もし、美人だからと家に招き入れたら最後あなたには破産が待ってるでしょう。