こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。
太陽は出るものの、気温が上がらない。
雪が降らないから湿度が低くて、相変わらず乾燥がヒドイです(´;ω;`)
指先が特にカッサカサで、ハンドクリーム塗って手袋して・・・と保湿を心がけているつもりですが、なかなか潤わない・・・
さて今日の一冊は、初読みの作家さん・幸村佳苗先生の作品『漫画家は嘘をつく』です。
※BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。
漫画家は嘘をつく (enigmaコミックス)
728円
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【story】
学生時代、友人に薦められて読んだ一冊の本から、著者に憧れを抱いた遠野(とおの)。
それをきっかけに漫画家の道を進み始め、なんと憧れの望月(もちづき)のもとでアシスタントが出来ることに!!
ここまではあり得ないくらい順調だったが、実際の望月は思い描いていた人物とは真逆。
家には出張ホストを呼び、奔放に振る舞う。
しかし遠野は、その望月のあることに気づき・・・!?
。。。。。。。。。。。。。。。
漫画家・望月とアシスタント・遠野。
学生時代から憧れていた漫画家・望月のアシスタントを出来ることになった遠野。
会えることを楽しみにしていた遠野にとって、初めて対面した望月の印象は思っていたものと違う。
望月は徹夜明けに出張ホストを呼ぶような性に奔放な男だった。
けれど何故か作品には恋愛要素が無い。
編集者から要望されても”恋愛感情ほど無駄なものはない”とぴしゃり。
あまりにも頑なに拒否することに疑問を持ちつつも、『詮索するな』と言われてもどうしても気になってしょうがない。
そして何かできないかと自分が出来る限り望月に尽くす遠野。
純粋に自分を慕ってくる遠野に対して望月も少しずつ変わっていきます。
むしろ最初から望月にとって遠野はタイプだったのでは?
けれど遠野に惹かれる望月には、過去のトラウマがあり邪魔をする。
トラウマの元凶も登場しますが、なかなかのクズっぷり。
遠野のおかげで大きな一歩を踏み出すことを決めた望月の表情が良い。
ただここまでくる展開が長い・・・
せっかく想いを確かめ合って結ばれた二人のその後が短すぎる。
他と楽しそうに話しているだけで嫉妬してしまうくらい遠野にベタ惚れな望月とか、もっと見たかったです。
あとチーフアシスタントで中性的な魅力の千秋のお話とか出ないかしら?
前半で登場した出張ホストと・・・なんてなったら面白いかも??
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