こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。
休み明けの仕事はやっぱり疲れる(-_-;)
休み明けが一番仕事量が多くてヘビー・・・。
今週は月曜日が休みだったから、いつも以上に一週間が早く終わりそう。
さて今日の一冊は、上田アキ先生の作品『フロム・グリーンキッチン』です。
( 上田アキ先生の他作品 ⇒ 恋が落ちたら )
※BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。
フロム・グリーンキッチン (gateauコミックス)
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【story】
名切晃太郎(なぎりこうたろう)はスーパーの総菜売り場で働いている。
ある日、よく見かけるサラリーマン・高野渡(たかのわたる)が自分の作っている総菜ばかり買っていることに気づく。
鉱物の総菜が売り切れて落ち込んでいた高野に名切が声をかけたことで、二人はご飯を一緒に食べる仲に。
段々と高野に惹かれていく自分を自覚する名切だったが・・・
。。。。。。。。。。。。。。。
以前読んだ上田アキ先生の作品が良かったので、他作品も探して読んでみました(o^―^o)ニコ
スーパーの総菜売り場で働く晃太郎と、そのお惣菜をよく買っていくサラリーマンの渡。
晃太郎がおおよそ総菜売り場で働くような風貌ではなくて、長身でスタイルがよくクールなイケメンです。
いつも自分の作った惣菜を買ってくれる渡が気になっていた晃太郎。
大好きなお惣菜が売り切れてしまい、本気でショックを受ける渡の姿は良い大人なのに可愛い。
世話焼き体質であろう晃太郎が思わず声を掛けてしまうのもわかる気がします。
そして美味しかったことを早く伝えたいと翌日嬉しそうに声をかけてくれた渡。
食べて欲しい人が”また食べたい”と言ってくれると、嬉しくてまた作ろうと思えますね。
都合で他店舗へ1週間行くことになった晃太郎が、エプロンやマスクをしていない私服の状態で渡と接点を持ち、名前を聞かれてあえて名字ではなく下の名前を教える晃太郎。
あえてネームプレートを見て知られている名字ではなく名前を教え、総菜売り場の”名切”としてではなく、あくまでプライベートの名切晃太郎として渡と接するのが良いですね。
何でもおいしそうに食べてくれる渡にどんどん惹かれていく晃太郎。
自分を気付いて欲しくて、お弁当に知り合うきっかけとなった「野菜と鶏の甘辛炒め」を入れる、控えめな自己主張が良い。
人は見た目じゃない。
こんな晃太郎を見ているとモテるのもわかる気がします。
好きなんだけれど、なかなか言葉に出来ない大人な恋愛という感じかしら。
転勤で離れてしまう渡に渡した弁当のシーンにちょっとウルっとしてしまいました。
人の繊細な感情の動きがよく描かれていて、読み手もスッと世界に入っていけるような気がします。
晃太郎を尊敬して憧れている高校生アルバイト君の存在も邪魔してなくて、むしろ背中を押してくれているのが良かった。
このコも幸せになって欲しい。
最後の二人の幸せそうな笑顔でお腹いっぱいです。
ごちそうさまでした。
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