【BL】嘘つきな番 ~その匂い、ナカまで染み込ませて~ / なつはづき | つれづれマブりっき

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こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。

 

花粉症の薬をもらいに病院受診。

 

丁度患者さんが少ない時間に入れたので、あまり待つことなくさっさと受診終了。

 

今年もまた薬のお世話になる季節か・・・(-_-;)

 

 

 

 

 

さて今日の一冊は、初読みの作家さん・なつはづき先生の作品『嘘つきな番 ~その匂い、ナカまで染み込ませて~』です。

 

 

 

 

 

注意BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

【story】

 

『ヒートがきていなくても、お前は・・・淫乱なオメガだ』

 

大人になっても発情期が来ず、家族からも”役立たず”と蔑まれているオメガの灯里(あかり)。

 

しかしある日、そんな灯里と『番(つがい)』になりたいというアルファ・紳司(しんじ)が現れる。

 

灯里を薬で強引に発情させ、ぐずぐずになったそのナカに、何度も欲望を注ぐ紳司。

 

未成熟だったはずの灯里のカラダは、紳司によって淫らに目覚めていく・・・

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

家族から”役立たず”と蔑まれているオメガ・灯里。

 

『番えば必ずアルファが産まれる』という家に育った灯里は、双子の弟で両性具有の陽里(ひかり)の陰に隠れていた。

 

そんな灯里を番にしたいというアルファ・紳司には、”役立たず”のオメガだからこそ欲しいという理由があって・・・

 

大抵こういう作品って灯里が騙されて・・・という形になるものが多いけれど、こちらは最初にハッキリと灯里に告げています。

 

あとから出てくる紳司の一族がクズすぎて、なるほどと思いました。

 

ヒートが来ていない灯里を番と思わせるために毎夜紳司に抱かれる灯里。

 

酷いことをしているのにそれでも健気な灯里に紳司が惹かれ、理由があるとはいえずっと陰だった自分を連れ出してくれた紳司に惹かれ始める灯里。

 

紳司の一族と、陽里に対する嫌悪感に途中で読むのを止めようかとちょっと思ったりしたけれど、無事ハッピーエンド。

 

Hシーンは最初からあるけれど、番になってからのシーンはより激しい。

 

前半から考えると紳司の変化、溺愛っぷりとのギャップが良い。

 

この先も読んでみたいなと思ったら、あとがきに電子配信で続編を配信予定とか。

 

これは楽しみ。

 

きっと紳司は灯里に近づく者すべてに嫉妬心をむき出しにするんだろうな・・・とか、陽里の話になるのかなとか考えたりしてます。

 

 

 

 

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