「映画『からかい上手の高木さん』」初日舞台挨拶生中継 | MCNP-media cross network premium/RENSA

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「映画 からかい上手の高木さん」初日舞台挨拶 生中継

 

 2024.5.31 ユナイテッド・シネマ前橋 スクリーン7

 

  舞台挨拶生中継 19:00-19:33

 

  開催会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ 

   ①15:25の回 上映後 ②19:00の回 上映前

 

 

新作のロードショー公開の初日スケジュールが毎週金曜にほぼ固定されているので、仕事終わりに初日上映に駆けつけようにもそもそもタイムテーブルが合わない。

 

一方で最近はシネコンを繋いでの公開初日の舞台挨拶生中継も一般化してきて、人気キャストが顔を揃えるメジャー系の作品の場合、地元のシネコンでも必ず一度はその機会が巡ってくるケースが増えてきた。

 

とはいえ、地元のシネコンに向かうにしても、仕事終わりだとどう頑張っても18:45あたりの上映開始が最短のアクセス時間。

 

実際には18時開始くらいのタイムテーブルが一般化しているので、まず最初からあきらめざるを得ないのが現実。

 

そんな中で今回の「映画『からかい上手の高木さん』」の舞台挨拶生中継は19時の上映回という願ってもないタイムテーブルだったので、思い切って仕事終わりに車を飛ばして地元のシネコンに駆けつけた次第。

 

 

 

 

ちなみに当日は1回目の舞台挨拶生中継が15時台の上映回のあとに設定されていて、当然ながら自分が参加できるのは2回目の上映前舞台挨拶生中継ということになる。

 

心配なのは時間に間に合ったとして自分が座りたいエリアの座席が押さえられるかということ。

 

ところが今回の舞台挨拶生中継は東宝配給で県内の主要シネコンも含めて開催規模も大きく、先に上映後舞台挨拶があることもあって、2回目の上映回ではほぼ席が空いている状態で、18時40分過ぎの到着でも余裕で座りたい席を購入することができた。

 

 
通常よりタイムテーブルにも余裕を持たせていることもあって、すでに入場開始していてそのままスクリーンに移動。
 
案の定、場内も空いていて余裕をもって着席することができた。
 

 
以下、メモ程度ながら今回の舞台挨拶の流れ。
 
司会進行はTBSの杉山真也アナウンサー。
早朝の「THE TIME,]からの長時間勤務だなと心配になる。
 
この回の舞台挨拶は2度目なのでマスコミ等のメディアは退出後ということもあって、登壇したキャストたちも口々に「緊張がなくなった」という趣旨の言葉を発していたのは面白かった。
 
<舞台挨拶>
 
 登壇者
 永野芽郁 高橋文哉 白鳥玉季 齋藤潤 江口洋介 今泉力哉
 
  司会進行:杉山真也(TBSアナウンサー)
 
 前説 杉山真也
 

 登壇者呼び込み

  永野~高橋~白鳥~齋藤~江口~今泉監督

 

 挨拶 永野~高橋~白鳥~齊藤~江口~今泉監督

 

 トーク

 

 〇役柄を演じるうえで気をつけたところは?

 

 永野「からかいの印象」

 高橋「からかわれ方」

 白鳥「相手の目を見て話すこと」

 

 〇中学生時代の思い出

 

 白鳥「現役中3なので勉強を頑張る」

 永野「お仕事始めていたので部活NGで3年間仮陸上部」

 高橋「バレーボール部でキャプテン」

 齋藤「勉強苦手」

 江口「ここでは言えないこともたくさんやった」

 

 〇初恋はいつ?

 

 永野「足の速い子が好きになった」

 高橋「6年間告白してくれた女子に最後にごめんなさい」

 白鳥「まだ恋とか愛とかよくわからない」

 齋藤「幼稚園のとき手をつなぐのがどきどき」

 江口「好きな子の家の周りを何度も自転車で回ったり」

 

 〇最後のメッセージ

 

 高橋~永野

 

 登壇者退出

 

<本編上映>

 

今回の舞台挨拶で全体的に思ったのは、事実上の座長でもある永野芽郁の貫禄というか、その場のトークの流れを見事に仕切って、適度なツッコミを入れつつも雰囲気を円滑に回していたということ、

 

この子はすごいなと素直に思わせるだけの佇まいというか、安心感のようなものも感じられた。

 

思えば女優永野芽郁を知ったのは映画「俺物語!!」(2015)だった。

鈴木亮平演じるまさに巨漢男子高校生が、永野芽郁演じる女子高生にひと目惚れしてしまうラブコメディ。

 

 

この作品で永野芽郁のあまりのピュアさにどハマりしてしまった。

予告編の段階で「なんだこのかわいい子は!?」というインパクトがあって、実際に作品を観たらますます興味が湧いていったのを覚えている。

 

その後もしばらくは胸キュン系の恋愛ストーリーの作品に出演し続けて、2018年前期の朝ドラ「半分、青い。」のヒロインに大抜擢。

 

先日のトーク番組での話では、この頃には女優を続けていくのか悩んでいて、最後のつもりで受けたオーディションがこの朝ドラだったという。

 

この朝ドラを転機にスクリーンでも演じる役柄の幅が一気に広がった。

 

難病ものの「君は月夜に光り輝く」(2019)、めちゃくちゃ強いイメチェンOLを演じた「地獄の花園」(2021)、山田洋次監督の「キネマの神様」(2021)と「こんにちは、母さん」(2023)、壮大な人生ドラマ「そして、バトンは渡された」(2021)、そして人生の喪失感を描いた「マイ・ブロークン・マリコ」(2022)など、演じるヒロイン像は毎回変わっていった。

 

これからも若手の演技派女優としてキャリアを積んでいってほしいし、次回作ではまた別の表情で驚かせてほしい。

 

高橋文哉はすでに映画やドラマで主演も多く経験していることもあって、ひと言ひと言をしっかり考えて伝えようとする姿勢が好感が持てたし、それをあえてからかうようにつっ込んでいた永野芽郁がまた見事だった。

 

若いキャストに混ざって二人の中学時代の恩師で現在の中学の教頭役で出演の江口洋介は、初恋や中学時代という懐かしすぎるエピソードトークに照れまくっていたのが印象的だった。

 

一方で現役中学生の白鳥玉季と現役高校生の齋藤潤の若手二人の瑞々しい受け答えも楽しかった。

 

この舞台挨拶では上映前ということで、映画の中で描かれる初恋や中学時代というキーワードでのトークが繰り広げられ、そのイメージをインプットした後にスクリーンと対峙できたので、なかなかいい舞台挨拶生中継になったと思う。

 

なお初日の上映後舞台挨拶の模様は別途公開されています。