二日目。城崎温泉へ。

1)二方蒲鉾

2)鴻の湯

3)元湯と温泉たまご



4)極楽寺

5)UTSUROI TSUCHIYA ANNEX

6)辻井養蜂場


令和2年1月12日〜13日、竹野へ蟹旅行。車はスタッドレスタイヤが必要だったので、レンタカーを借りる。笹沖のオリックスレンタカー。


1)出石そば
 茂兵衛


2)出石神社


3)豊岡市スウィーツ
 ジュヴァルツヴァルト


4)かばんのたなか


5)コウノトリの郷公園



6)竹野海岸休暇村




本日、愛車のオイル交換をした。防備録としてブログもありかと。次回のオイル交換の参考になればと思う。




最近ブログをすっかりご無沙汰となっておりました。9月に年に一度のカブツーリングに行って来ましたので、今回はその紹介をさせていただきます。

 

 

 

今年は、しまなみ海道の西にある「とびしま海道」です。「とびしま海道」は岡村島で行き止まりとなって、そこからは橋がないのでフェリーで次の島に渡らなければなりません。岡村島~大三島間のフェリーは便数が少なく、そこがネックとなって良いツーリングルートが描けませんでした。呉市の安芸と言うところまで本州を走り、「安芸灘大橋」から島に渡るルートを選択した場合、岡村島には正午頃に到着します。岡村港発大三島行きは10:05の次は15:00になります。そこで一旦大崎下島に戻り大崎上島へ渡ると、大崎上島から大三島へ上手く繋がる事が出来ました。

①大崎下島(小長)12:50→13:05大崎上島(明石)

②大崎上島(木江)14:15→14:28大三島(宗方)

 

大崎上島で昼食と御風呂休憩をとることにしました。

 

その模様はYouTubeでご覧ください。

 

https://youtu.be/RRdmb8dhSjQ

 

 

 

 

 

 数日前に台風が日本海に抜けたので、もしかしたら当日は晴れるかも、と淡い期待をしていた。然し乍ら、まだ梅雨は明けてなかった。南からこれでもかと言うくらい雨雲が供給されて来た。前日まで、ツーリングに備え準備していた。それも、朝方の雨で徒労に終わる事になる。さてどうするか。やはりこんな時は温泉でゆっくり、かな。

 たけべ温泉は国道53号から行く。ルート53号にはお気に入りのお店がある。せっかくなので「中島ブロイラー」ファーマーズマーケットの「サンサンくめなん」に行く。



 たけべ温泉にも農作物が売ってあった。その中に香川県丸亀市、飯山の桃があった。実は昨年、引田に魚を買いに行った際、安かったので箱買いした。それが結構美味かったのだ。昨年、岡山県産の良い白桃に当たらなかったので、飯山の桃は安くて美味いと言う印象が強い。本日も何かの縁だと感じた。


亀嵩(発)12:39~14:33(着)備後落合(発)14:37~16:00(着)新見(発)16:37~やくも22号~17:27(着)倉敷

 

 木次線の一番の見所は、出雲坂根にある3段式スイッチバックで、JR西日本では唯一である。スイッチバックは高低差のある急峻な斜面を昇降する方法で、箱根登山鉄道が有名である。次の三井野原駅は、JR西日本の駅の中で最も標高の高い駅(727m)である。

 

 

 亀嵩から備後落合行きに乗る。まことにのんびりしたもので、次の出雲横田に20分、出雲坂根には30分以上も停車する。通しで乗るには非効率的である。乗り鉄らしき2人の若者以外の乗客はいない。

(出雲横田には美味しい蕎麦屋さんがある)

 出雲坂根駅に着くと写真を撮りに来たであろうおじさんが、「何分に発車するの?」と聞いて来た。「30分後くらいです。」と答えると、「うそじゃろ、まるで観光列車じゃな。」と驚いていた。駅には延命水の水汲み場があった。島根県百名水の一つとの事。

 

 

(駅の向かいにも水汲み場がある)

 

(動画は1番のりばから赤い線に従って登って行く)

 

 

 スイッチバックで上ったあと、国道314号線のループ橋(おろちループ)が見えてくる。橋脚の赤色が緑に映えている。

 

 

(三井野原駅はJR西日本で最も標高の高い駅(727m))

 

 備後落合まで下りに入るが、それでも列車はのんびりと走っていく。備後落合に着くとすでに芸備線の三次行きと新見行きが待っていた。一日に一回このタイミングで木次線と芸備線が接続している。かつてはここが中継駅になって乗り換えの拠点になっていた様だ。芸備線の中でも備後落合~東城間(25.8km)は、2015年度における1日1kmあたりの平均通過人員は8人で、JR各社が公表している数値としては最低で、常に廃線のうわさが絶えない。本日は先ほどの鉄道ファン2名と地元と思われる方2名も同行した。

 

 

(右が新見行き、左が三次行き)

 

 芸備線の始点は備中神代駅だが、伯備線を通って新見が終着駅となる。備中神代~新見間に布原と言う駅があるが、不思議なことに伯備線の列車は止まらず、この芸備線の列車のみ停車する。

 

 新見に着くと少し都会にやって来た感じがする。然しながら駅前にはお土産屋さんも無く、あまり活気は感じられない。30分余りの時間を駅舎に座って過ごすしかなかった。

 

 

 

宍道(発)9:10~9:43(着)木次(発)10:07~11:02(着)亀嵩(発)12:39

 

 宍道駅につくと、丁度トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)が停車していた。瑞風は山陽本線、山陰本線をそれぞれ1泊2日で運行されている。このたびJR西日本管内で運行しているのを始めて知った。宍道駅では40分も待ち時間があった。そのおかげで瑞風の発車を見送る事ができた。最後部デッキで手を振っている人達がいた。どうやらスタッフのようだった。とてもいい感じがしたので、今後時間を作って是非この列車にも乗ってみたいと思った。

 

 山陰本線は出雲まで電化されているが、木次線は非電化単線である。運行形態は宍道~木次 木次~出雲横田 木次~備後落合と部分運行が多く、全線通しては一日2本しかない。今回は亀嵩で途中下車し駅蕎麦を食べる予定だ。

 

 

 30分ほど前に木次線からの列車が到着した。20人ほどが降りてくる。折り返し木次方面行きとなる。発車まで時間はあったが車内で待つように案内があった。平日の朝でしかも通勤通学の反対方向だったためか乗客は3人だった。

 

 

 

 宍道駅を出ると左にカーブして行き加速していく。結構なスピードだ。木次までは軽快に列車は進んでいった。木次駅では30分ほど停車し、上り列車と交換する。木次駅周辺には「おろち湯ったり館」があって温泉にも行きたかったが、ここでゆっくりしてしまうと蕎麦が食べられない。あれもこれもは叶わない。木次には木次乳業があって、ここのヨーグルトは評判がいい。駅の近くに売っていたら買って食べようと思っていたが、どこに売っているのか調べ切れなかった。

 

 

 木次駅を出るとさっきとは違って列車のスピードが出ない。ゆっくりと勾配を登っていく。何とものんびりしている。木次線が廃線を免れた要因として、併走する幹線道路が無いと言うのがあったが、確かに時には道路から離れトンネルで山を越えていく。

 

 亀嵩には1時間ほどして着いた。我々が降りたので乗客は一人になった。亀嵩駅の「扇屋」と言う蕎麦屋は徒歩0分、まさに駅舎にある。

 

 

 

 

 

 割り子そばと蕎麦弁当を頼んだ。次の列車の時間まで1時間半ほどある。メニューにはつまみは無いので、どうやって時間をつぶそうかと思ってふと見ると、冷蔵庫に缶ビールがあった。これは頼めるかと聞いたら飲めるとのことだった。メニューには書いてないが聞いてみるものだ。割り子を追加しながらビールで時間を過ごした。ライダーのお客さんが一人、二人、三人と入ってくる。ヘルメットを取ると、柔和な感じの人が多いように思った。もう少し歳をとったら、「どこから来たの?」「バイクは何に乗っているの?」とか聞きそうな自分がいた。

 

 

 三江線に続き、今回は木次線(きすきせん)の乗り鉄報告である。木次線は宍道(島根県松江市)~備後落合(広島県庄原市)間、81.9Kmのローカル線である。倉敷から鉄道で行くとなると、新見から備後落合の芸備線を利用することになる。最初新見に宿泊し、備後落合から宍道、そして松江に行き伯備線経由で倉敷へ帰ってくるルートを模索した。ところが、新見~備後落合間の列車の本数が少なく、備後落合で木次線に乗り換えるのに何時間もまたなければならない事が分かった。新見~宍道の乗り継ぎを考えた場合、宍道11:18発~備後落合14:33着であれば備後落合14:37発~新見16:00着で接続時間4分で乗り継ぎがスムーズだ。備後落合駅の周辺に時間をつぶせる施設、場所があれば別だが、時間だけ考えたら唯一このタイミングしかない。

 ルートは松江から戻ってくるルートになった。前泊は松江とし、折角だから木次線の亀嵩駅の蕎麦を食べることにした。途中に寄りたい温泉もあったが、下車していくほどの時間の余裕がなっかたので次回の課題としよう。

 倉敷から松江までは特急やくもで2時間半ほどかかる。倉敷駅前にある天満屋のデパ地下でワインとつまみを買って軽く腹ごしらえのつもりが、ちと飲みすぎてしまう。松江で飲むつもりだったからここは缶ビール一本ぐらいにしとけば良かった。

 今回松江のお店は「16番」と言うお店。いつもネットで適当に調べているが、最近は鼻が効く様になってあたりの店が多いように思う。「16番」のお店の名前は16島(うっぷるい)から来ているとの事。うっぷるいとは出雲の地名で十六島町にその名前が残っている。このお店は十六島町の猟師さんから魚介類を仕入れているそうだ。特に十六島海苔(岩海苔の一種)が有名。海苔のあぶりが900円もするが、一度食べる価値はある。実に日本酒に合う。

  一夜明け、快晴の中松江駅に向かう。松江駅構内にある「おみやげ楽市」でつまみと酒、「一文字屋」で駅弁を買う。朝7時半で開いているのは、ここ2件とコンビニのセブンイレブンだけだった。木次線の始発駅は松江から5つほど行った「宍道」になる。今の時間は丁度通勤通学時間帯のようで、多くの人で駅は賑わっていた。宍道までの山陰本線下りはこの時間帯では本数も多く、8時10分発の列車まで2〜3本見送った。

 

 最近はWEB明細によって、月々の支払いの明細を知るようになってきた。携帯料金もその一つだが、あまり確認しなくなったように思う。ふと思い立ったように、明細を見てみた。するとどうにも腑に落ちない事があった。請求額が多いような気がしたからだ。

全2回線とあったが、もう1回線の思い当たる節がない。iPadを他に所有しているが、回線には繋いでいない。昔あった2回線サービス(以前には1台の電話で2回線持つ事ができた)も今はやっていない。家族でDocomoを使っているのは自分だけだ。考えても始まらないので、意を決して近くのドコモショップへ行く事にした。

 

 ショップに行くと、謎が解けた。もう1回線はwifiルーター用のものだという。そう言えば娘がドコモに加入したとき、入ったかもしれない。もう何年も前に娘はAUへ切り替えており、全く使用していない。聞けば6年3ヶ月支払っており、次の解約期間は来年の1~2月だと言う。解約するには違約金が発生するとの事。1万円ほど違約金が要るが、このまま使う当ての無いものを支払うのも癪なので、解約することにした。他に無駄が無いかついでに見て貰う事にした。するとパケット定額料金XiデータLパックは旧料金体系のもので、今はもっと安いプランがあるとの事。データMパックにすれば月額5,000円で1,900円安くなる。

 

 今回の見直しで、月額1549円+1,900円=3,449円安くなった。明細をたまにはよく見て確認したほうがいい。

1234分江津発の三次行きは、浜田を出た時点で80人の乗客があるとのアナウンスがあった。駅のホームにも人が溢れている。3時間半も立ちっぱなしだと思うとぞっとした。案の定2両編成の列車は満員で、立つ場所にも苦労するくらいだった。幸いにも最後部へ押し出され、後面展望が望める場所になった。帰りは寝ることなく、否応無しに線路を眺める事になった。江津を出て暫くしても一向にスピードが出ない。後で調べたら制限速度30km区間がやたらと多かった。窓ガラスは相変わらず曇ったが、隣のおじさんが親切にも拭いてくれた。右に江の川、左に崖を見ながらのんびりと列車は走っていく。線路を見ていて気づく事があった。最初の頃はレールが枕木に釘で直接とめてあったが、途中で板バネを介して固定され、さらには枕木がコンクリートへと変わっていった。

枕木がコンクリートになった頃には列車のスピードも出るようになった。すると、横にいたおじさんが「そこにスピードメーターがあるから見てごらん、90kmくらい出てるよ。」と言うのでスピードメーターを見ると80kmは出ている。「さっきと随分違うなぁ」と呟くと、「浜原、口羽間は昭和50年頃にできたから、高規格で建設されているから新しい。」確かにこの景色は廃線寸前の鉄路ではない。三江線は江津~浜原、三次~口羽が先に開業し長い間、三江北線、三江南線に分かれていたようだ。

途中、ツアーの団体客が乗ってきた。満員が超満員になる。団体ツアーの旅行者もこんな満員電車に乗ってもつまらないのではないかと、余計な心配をした。3時間半の立ちっぱなしは膝に堪えたが、自分の中で何かにスイッチが入ったような気がした。元々鉄道が好きであったが、長年関わることも無く頭の片隅に追いやられていた。いつか乗りに行こうと思っても中々踏み出せないでいたが、今年から鉄ちゃん再開である。次は木次線あたりを攻めてみようかと思っている。