決戦前のほんのひといき | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

社会の窓まで ―飽くなき探求心―

くだらないことに全力を注ぐ女、荒木麻由のロマンあふれる妄想全開突撃系ブログ
   
類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

 

群馬の夏も、あと2日。

 

 

激戦の前の日。

学校によってみた。

 

 

 

 

 

 

悪くない雰囲気で、軽く調整をしている選手たち。

 

明日は準決勝。

ほどよい緊張感。

 

明日はいい試合になりそうな気がする。

 

 

みんな、がんばってね。

 

 

 

 

選手たちの様子も確認し、私の心も決まったところで。

 

メロディーロードを通って

激戦の前の一息をつきに向かったのは…

 

 

 

 

 

 

四万温泉!

 

 

「四万の病に効く伝説の湯」

草津・伊香保に続いて、上毛三名湯の一つ。

 

草津も伊香保も、たいへんな賑わいの温泉街だから

ここもどんな観光地なのかと思ったら…

 

 

 

 

 

 

昔から時間が進んでいないような

ひっそりとした温泉街。

 

今日が平日だからかもしれないけれど…

 

 

こういうのすごい好き♥

 

 

私は第一線級の有名温泉郷より

PR下手だけどポテンシャルは高い、こういう静かな温泉が好きなんだよ!

 

この景観を独り占めして、誰にも影響されずに羽を伸ばせる

私だけの場所、って感じでさ♪

 

 

車を止めて、少し歩いて。

 

朱い橋が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

ここ、何を隠そう

「千と千尋の神隠し」のモデルになった湯屋なのだ!

 

千と千尋といえば、九份!と思う人も多いけれど

一つの作品の中でも、いろいろな場所がモデルになってるのです。

 

ここは、千が働いていた油屋のモデルの場所ね。

 

 

ここに来るまでに通ったメロディーロードも

いつも何度でも、だったな。そういえば。

 

 

その場所こそーー

 

 

 

 

 

 

積 善 館 。

 

 

善が積もる館。

 

ここら辺ではかなり大きな旅館らしい。

本館、別館といくつかの建物があって、すごく敷地が広いみたい。

浴衣を着て建物を見に来てる人もいる。

 

 

 
 
 
 
元禄の湯。
なんと国の有形文化財に登録されているらしい!
 
外観は、渓谷のお風呂らしい木造のつくり。
さっそく、中へ入ってみよう!
 
 
 
 
 
 
大正の趣だ…!!
 
 
昭和チックだとおもったら
まさかの大正ロマンな感じでしたか!
 
大風呂が一般的ではなかった時代の
小さな湯船がいくつもあるつくり。
ひんやりと冷たいタイル張りの床。
 
大きな窓からの光が、ほんのり翠色のお湯に反射してる。
 
 
んん~……イイ(*^^*)
 
 
 
 
 
 
▪ナトリウム・カルシウム 塩化物硫酸塩温泉
 
別名「胃腸の湯」
肌に触れると保湿効果
飲めば胃腸を活発に。
 
源泉温度は60度くらいらしいんだけど
湯船の温度はぬるめで、ここちよーく眠れる感じ(笑)
 
浴槽の淵に頭をもたげて
おうちのお風呂よりちょっと大きめの湯船に大の字になって
プカプカ浮いてお湯を楽しむ。
 
 
あーー、イイ♥(2回目)
 
 
 
 

  

 

蛇口が劣化して析出物が付着して、劣化してる。

 

ここから温泉が出てくるのかと思いきや

湧いているのは湯船の底かららしい。

ふむ、確かに1箇所だけ熱いところがある。

 

じゃあこの蛇口は何なんだろう…?

 

 

温泉といえばやっぱり露天!が好きだけれど

屋内は屋内の、隔離される魅力があって。

 

ダンスホールみたいな高い天井に音がよく響くから

貸切状態なのをいいことに、軽く歌とか歌ってみたりして

すっかりご機嫌のまぁゅん氏。

 

 

小一時間お風呂にはいって

手のひらまでふやけた所で、お湯から上がった。

 

 

 

ふろ場を出て、外の風を…。

 

 

 

涼し!!!

 

 

 

四万温泉は、山の上。

同じ群馬でも、前橋に行けば40℃近いけれど

山に来たら10度ちかくも違うんだね!

 

ミンミンゼミの鳴き声を聞きながら

うちわでパタパタ仰ぎながら風にあたると

はやくも夏の終わりさえ感じる。

 

都会に戻りたくないなぁ…。

 

 

かき氷でも食べながら

ずっとここに住んでしまいたいよ。

 

 

 

高崎から、小一時間。

 

ほんの少し走るだけで見つかる、ひと時の休息。

 

 

 

明日からは、戦場だ。

だけど今だけは。

 

 

こんな夏だって、いいじゃないか