岐阜の山と水と【後編】 | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

社会の窓まで ―飽くなき探求心―

くだらないことに全力を注ぐ女、荒木麻由のロマンあふれる妄想全開突撃系ブログ
   
類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

これまでのあらすじ

奥飛騨の福地温泉に来ました。

飛騨はどこ行っても趣が違ってほんといいよ。

 

 

 

 

 

 

朝。

 

 

旅館の近くで朝市があるっていうから、行ってみることに。

 

近くに朝市やってそうな広場なんてあったかな?

 

 

 

 

 
 
え?
もしかして、これ?
 
朝市っていうか…
 
 
店舗じゃん。
 
 
いや、朝しかやってないなら朝市でも間違ってないのかもしれないけどさ。
私が思ってたのとずいぶん違う…。
 
市場ってのは、いろんな屋さんが犇めき合ってる状態で
雑貨屋さん一店舗しかないってのは、市場とはちがうのでわ…。
 
…。
 
野暮なことは言いっこなしってか(*゚ー゚)ゞ
 
 
 
 
 
 
それでなんなんだこの昭和30年代の趣は!
 
 
いい感じだけども!
昔ながらとかそういう次元じゃないじゃないか!
 
一体何が本当に販売目的で
何が半分アンティーク品の展示になってるのかわからない。
こりゃスゲー!
 
 
それで、私が選んだものは。
 
 
 
 
 
蜂の子。
 
このへんの珍味らしい。
耳鳴りに効くらしい。
 
 
 
 
ううぇぇえぇぇぇぇ…(;´Д`)
 
 
モロ蜂の幼虫じゃないですか…。
グロテスクすぎる…。
 
…。
 
 
味は結構いけるじゃん…。
 
触感はモタ~っとしてて最悪だけど汗
お父さんに木の実とか言って食べさせよう←
 
 
 
 
 
 
さて。
 
 
福地温泉から、車でまもなく行くと駐車所が見えてきた。
ここからは、バスに乗り換えて…
 
 
 
 
 
 
上高地へ!
 
 
上高地は、マイカーでは行くことが出来ないらしい。
タクシーか、バスか、自転車のみ。
 
え?じゃあ住人は?
誰も住んでいないらしい。
徹底的してんな~。
 
 
どこで降りるか少し迷って
イチバンの観光スポット「河童橋」という停留所の一つ前…
「大正池」というところから1時間ほど歩いていく事にした。
 
いい感じに散策路になっているしね!
 
 
 
 
 
 
じゃじゃん!
 
 
めちゃくちゃキレイ!!!✨✨✨
 
 
 
 

 

 

なんかもう引くくらい水キレイ。

沖の方の水底の石が見える。

 

キレイすぎて魚とかも住めなそうな勢い。

 

 

人が住んでないというだけで、こんなに綺麗になるのか?

それとも、人云々関係ないのかな?

 

妖精とかいるよ、ここ。

 

 

 

 
 
 
遊歩道を歩く。
 
 
実は中学の修学旅行先が飛騨だったんだ。
 
当時は飛騨とか地味すぎる、京都と一緒じゃんと思ったもんだけど
今思ったら、修学旅行がなければ永久に岐阜を知らない人も居ただろう。
そう思ったら、むしろセンスの光るチョイスだったかもしれないね。
 
飛騨高山の街を歩いて
飛騨牛とか食べて
雪山でソリとかして
それから、上高地で白樺の切り株に絵を描いたんだけど…
 
 
上高地ってこんなだったかな?
風景的なのは全く記憶にない。
 
 
 
 
 
 
ここは本当に日本なのかな?
 
 
なんとなく、私のイメージするスイスってこんな感じ。
ハイジ的な…。
 
 
 
 
 
 
ファンタジーじゃん。
 
 
RPGでいったら、終盤のエンカウントしない聖地的な所じゃん。
ここに蛍とかいたりしたら
もう魂奪われるんじゃないかってくらいキレイだろう。
 
ちょこっと水に触れてみたら
雪解け水みたいに冷たい。
指先が浄化される…!(´-`).。oO
 
 
水面が揺れることもなく
音もなく水が流れていて
時間が止まっているみたいだ。
 
 
 
 
 
 
この日は雨予報だったはずだけど
一滴も降らないな。
 
ここ1年で50ヶ所以上の寺社仏閣をめぐった結果
絶対に雨の降らない女になった!
台風も避けていき、雨雲は私の上だけ穴があくくらいの勢い。
 
これはもう、神様的なものがついてるでしょ✨
百発百中だもん、いまのところ。
 
 
少し歩いてると、川沿いの道に出た。
 
 
 
 
 
 
 
見れば見るほど美しい…。
 
 
私がphotoshopで加工して風景詐欺してるわけでもないんだぜ。
なのにこの美しさ。
考えられる?
 
本当にきれいなものってのは
見てるだけで幸せになるね。
心洗われるとかより、なんかもっと高次元で。
 
護りたいこの自然、って感じ。
 
 
 
 
 
 
岐阜ってのは、どうにもPRがへたで
慰安旅行で温泉に、って人以外は、あえて岐阜に旅行!とはならないと思う。
 
 
でも、いつか。
 
 
私と出かけることを望んでくれる人が
岐阜を見たことが無いというのであれば
 
 
こんなにも美しい景色があることを知ってほしい。
そして好きになってほしい。
 
何の縁もゆかりもない岐阜だけど。
 
 
 
来年あたり、また来るか。