岐阜の山と水と【前編】 | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

社会の窓まで ―飽くなき探求心―

くだらないことに全力を注ぐ女、荒木麻由のロマンあふれる妄想全開突撃系ブログ
   
類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

 
飛騨ふたたび!!
 
 
 

 

 

 

というわけで

また飛騨に来ちゃいました★

 

 

どんだけ好きなんだよ…。

いやいや、グーゼンです。たぶん。

でも飛騨は本当にいいところなんだよ!

 

 

今回は新穂高ロープウェイに乗って

この美しい山々を眺めてみることに。

 
 
 
 
 
実はロープウェイってのは、あんまり好きじゃない。
 
狭い所でゆらゆらってのは
どうも私の三半規管さんが黙ってないというか。
 
でもエレベーターみたいに空中を滑っていく様子は楽しいよね♪
 
 
ちなみに、リフトはわざわざ行きたいほど大好きです♥
 
 
 
 
乗って5分ほどで、山頂到着
 
 
紅葉のシーズンは物凄い人で景色どころじゃないみたいだけど
今は観光もオフシーズン。
ゆっくり見られるのもイイ♪
 
展望台の入り口でアフォガートとか買ってみたりして
優雅に景色を楽しむ準備も万端!
 
 
 
 
 
 
超よさそう!!!
 
 
2012年にここに来たときは11月だったんだけど
雲まみれで景色どころじゃなかったんだよね、確か。
 
 
こんなだった↓
 
 
 
でも今回は…
 
 
 
 
 
これぞアルプス…!!
 
 
もう夏間近だってのに、まだ雪が残ってるのにびっくり!
 
 
青い山脈、ってのはきっとこういうやつなのかな。
 
山にはえている木は緑のはずなのに
なぜかこうして眺めると青に見えるんだ。
生で見ているのに、まるで加工済の絵葉書をみてるみたい。
 
 
前見たときは、空を飛べたらなんて思ったもんだけど
今はそんな風には思わないで
ただただ、この景色を尊く感じる。
 
これが、大人になるという事なのかしら…(*゚ー゚)ゞ
 
 
冬に来たときは寒くて仕方なかった風も
夏は心地がいいくらいだ。
 
 
 
ロープウェイを降りて
中腹にあるビジターセンターに入ってみた。
 
ここでは、この山に生息する動物を知ることが出来る。
 
 
 
 
 
クマさん。
そういえば、ヒグマ注意の看板が立ってたっけ。
 
 
それはそうと、この剥製たち…。
 
 
すごい上手くね?
 
 
なんというか
剥製たちがみんなケモノの目してますよ。
あ、これ話が通じる相手じゃない…。っていうね。
 
 
 
 
 
このウサギなんて、今から戦場に行きます感満載じゃん。
草食動物の目じゃないよ!
 
 
 
 
そしてこの理性の欠片もなさそうなキツネさん。
 
この山は危険だ…。
間違いない。
歩いて登ることもできるみたいだけど。
 
 
 
 
 
さて、宿に向かいます。
 
 
今回泊まるのは…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一緒に来てる友人に、どうしてもここがオススメだと言われて任せてみたら
すごい立派な旅館で…正直ビビってます(笑)
 
 
 
 
 
特に何も音のしないロビー。
 
薬草茶的なものを出していただいて飲みながら
苔生した中庭や、囲炉裏を眺めてみる…。
 
 
いいなぁ、こういうの。
 
私はホテルよりも旅館が好きだ。
ひなびた所だっていい。
 
雪が降る時期に来たら、それはそれは綺麗なんだろう…。
 
 
 
なにはともあれ
まずは温泉に。
 
 
 
 
 
誰もいなかったから動画とか撮ってみたよ(笑)
どうよ、ホントいいでしょ!✨
 
 
ここは昼は男女別、夜は貸切で浴室が使えるようになってる。
最近は混浴とか家族風呂とか少ないから
自由に貸切風呂が使い放題なのって、本当にいいよね。
カップルとかで来たら最高だと思う。
 
…別にカップルじゃなくても最高だし(涙)
 
 
部屋数も少ないからか、お昼のこの時間でも貸切状態。
 
 
 
 
 
 
■単純温泉
 
無色透明の単純温泉
単純温泉ながら、いろんな成分か少しづつ入っていて濃度が濃く
福地温泉のお湯は「天皇泉」とも呼ばれてる。
 
なんといっても メタケイ酸が豊富に含まれていて
お肌がツヤツヤになる、いわゆる美容液的な温泉になってます。
 
 
加温や加水はしてあるものの、循環消毒なしのかけ流し。
38℃くらいのちょうどいい温度に、すこし冷えた風が気持ちいい。
 
 
 
 
 
光と影のコントラスト。
これこそ、お昼の温泉の醍醐味だと思う。
 
ぐで~~と浴槽で伸びながら
風が吹くたびに変わる斑の影を見てるのは、何分続けても飽きないよ。
時間が経つのを忘れちゃう…。
 
 
 
 
 
落ちてきた葉が、お湯を弾いた。
 
こんななんでもないことが
特別な景色に思える。
 
なんて平和なんだ…。
日本に生まれてよかったよ、ほんと。
 
 
 
 
夜。
 
 
 
 
 
 
歩いているだけで絵になりそうな廊下を
浴衣でトコトコ歩きながら。
 
今度は、お昼は入れなかった檜風呂の方に入ってみる。
 
 
 
 
 
 
夜は夜で、いい。
 
 
同じように温泉に入っていても
昼と夜じゃ考えることが違うのな。
 
お昼はこれからのことを
夜はこれまでのことを
 
温泉は自分と会話する時間をくれる。
 
 
 
思う存分フロにつかりながら
奥飛騨の夜は更けてゆく。
 
 
 
 
 
【後半へつづく】