春季関東大会2018 3回戦 | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

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類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

 
 
 
 
また来ちゃった。。。
 
 
春の県予選を勝ち上がったチームが集まる
春の関東大会。
 
全国に繋がってないが故に、学校によって様々な使い方ができる。
 
 
新人育成に使う学校
3年生の進路のために使う学校
 
そして
 
 
擬似甲子園として、ガチガチの本気で挑む学校。
 
 
ここで負けて得るものもある。
ここでの悔しさが夏に繋がるのもある。
 
 
だけど。
 
 
 
勝ちを願ってしまうのです。
 
 
 
 
実はブログには書いてないけど
県予選も関東大会2回戦も見にいってたんだ。
 
 
県予選↓
 
 
 
関東大会1回戦↓
 
 
 
 
群馬では筆頭を走っている健大高崎も
全国ではベスト8の壁に何度も辛酸を舐めさせられている。
 
 
全国制覇してもおかしくないような学校が並ぶ中で
練習試合てはなく公式戦で
果たしてどれほどやれるんだろう。
 
今年の健大高崎はバッティングに定評があるけれど
できればプロも視野に入るような投手と対戦してほしい。
 
 
 
 
 
 
2回戦の相手は。
 
名の通る投手を複数擁する
 
 
浦和学院。
 
 
この時を待ってたんだ。
選抜の選考から外れた時から、ずっと。
 
 
 
 
 
 
▪1回表 健大高崎。
 
これを起き攻めというのだろうか。
 
1番山下のヒットからはじまった攻撃。
野選⇒犠打で一死二三塁にすると、4番高山が快音とともに虹をかけるようなホームランを放った。
 
 
 
 
まぁゅん氏、なぜか熱いものがこみあげてきた。
 
これが健大高崎の野球だ!って
このチームの最終形態の影が、ほんの少しだけ見えた気がして。
 
 
走者一掃もまだ攻撃は終わらない。
 
5番享保につづき6番大柿の適時打でさらに一点追加。
つづく7番今井のスクイズでさらに追加点をあげ
初回5得点をあげる。
 
 
再び涙腺の緩むまぁゅん氏。
 
やめろ、まだ1回表だ。
まだ勝ったわけじゃないのに!
 
 
その裏、浦和学院の攻撃
 
1番中前の左安から、2番矢野の適時打であっという間に1点を返される。
3番河北は犠打で送り、4番畑の犠飛でさらに2点目
 
 
この試合が簡単に終わらないことを物語るようなスタートになった。
 
 
 
その後少し落ち着いた展開が再び動いたのは4回表
 
8番嶋本は中安で出塁し、犠打で二塁へ。
3巡目を迎えた1番山下の適時二塁打……のはずが、人工芝にすべって一塁とまり。
その間に嶋本が生還して6点目
 
さらに点差を4に広げる。
 
 
 
 
 
その裏浦和学院
5番蛭間の痛烈な当たりは、そのままライトスタンドに吸い込まれていった。
 
攻撃の手はまだ止まらない。
さらに安打や四球で出塁し、二死一三塁の場面で2番矢野
左深くに飛び長打コースかと思ったが、きわどくキャッチ。
 
この回を6-4で切り抜ける。
 
 
が、さらに5回裏では連続安打でさらに1点
そして7回裏には本塁打をはなち
 
いよいよ6-6
試合は振り出しへと戻った。
 
 
8回表 健大高崎
 
6番大柿の思い切り振った当たりは、左へ伸びてゆくもポールぎわでファール。
振り直した一打は右への三塁打となり、一気にチャンスを広げた。
 
 
 
 
 
大チャンス。
 
スタンドから口々に声援を送る選手達。
思いを込める保護者の皆様。
 
緊張の中の温かさ。
 
かつてないほどの一体感に、涙が出てくる。
こんなにもみんなが試合に参加するチームだっただろうか…
いつの間にこんなにいいチームになったんだ。
こんな姿が、まさか春に見られるなんて…!
 
 
そして、その声援に答えるように
8番嶋本が適時打で大柿を返し、1点のリードを作った。
 
嶋本くんはスタメンと控えのライン上にいる選手。
きっと誰とも違う気持ちで、このグラウンドにたっているに違いない。
 
 
このリードを守って迎えた9回裏
浦和学院はクリーンナップから。
 
まだ、勝った気になっちゃだめだ。
 
 
頑張って。
頑張って。
 
 
 
 
 
4番畑
右前打で出塁。
 
まだだ。
  
 
5番蛭間
三ゴから2塁で殺し、一死一塁。
 
6番代打佐野
三振に抑え込む。
二死一塁。
 
あとひとつ。
 
 
7番小町の時に、後逸で進塁。
さらに小町はフルカウントから四球を選び、二死一二塁。
 
一打逆転。
いや、大丈夫。
 
みんなが選手を支えてる、この雰囲気なら。
 
 
8番 代打後藤
 
最後は、ど真ん中ストレートで三振だった。
 
 
 
私たちが、勝ったんだ!!!!!
 
 
 
 
 
 
健大 500 100 010 R7 H12
浦学 200 210 100 R6 H12
 
(健)久保田、藤原-大柿
(浦)永島、河北、近野-畑
〈本〉高山(健)、上野、蛭間(浦)
 
 
 主将の大柿廉太郎は、インタビューにこう答えた。
 
「気持ちの勝負となってくる状況で、主将の役割を果たせた」。
「夏に自信を持って戦うために、残りの試合は攻守でいい形の試合をしたい」
 
 
 
 
 
今まで健大高崎の多くの試合を体感したけれど
こんな気持ちになったのははじめてだ。
 
 
この一勝は
 
みんなで掴んだ一勝だ…!!
 
 
夏に向けてもっとブラッシュアップされていくんだけど
このチームの目指す形を、それぞれの形でほぼ示せた
そんな試合だと思うから。
 
勝ったことも嬉しいけど
それが出来たことが何よりも、嬉しい!
 
 
このチームを応援していて良かった( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
 
 
健大高崎を選んでくれて本当にありがとう( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
このチームは、きっとどこにも負けないチームになれる。
 


 
第3試合は
横浜にコールド勝ちで上がってきた、木更津総合
 
 
ケガだけはしないで。
 
 
でも
勝ちを願っても、いいよね?