春季関東大会2018 準決勝
千葉県野球場。
両翼92メートルでフェンス無しという
軟式グラウンド並に狭い球場。
今日の相手は木更津総合。
前の試合は、横浜にコールド勝ち。
よく打って、守備のいいチーム。
外野から横目で見てた印象派そんな感じ。
昨日の浦和学院戦は
あまりにも良くできていた。
なんとなく、今日はそうはいかない気がする。
いや、そういう試合の方がいい。
今日の私は応援席で
とある有識者と一緒に観戦。
心臓縮めながら見るのも大好きだけど
野球のことをいろいろ教えて貰いながら観戦するのも凄く好きだ。
野球のおもしろさをさらに知れるから。
続く2回表 木更津総合
四球で出塁した走者が生還。
さらに犠飛で1点を追加し4-0とリードを広げる。
かなり苦しくなってきたが
その裏 健大高崎の2番享保が客席深くに入る本塁打で2点を返す。
この一打は、健大高崎の活路になる。
4点差と2点差じゃ、全く気持ちが違うもの。
3回裏
4番高山が左安二塁打で出塁。
犠打で一死三塁となった場面で、暴投で1点追加。
さらに二死二塁で再び暴投で進塁。
チャンスを広げたところで、8番嶋本の適時打でさらに追加点。
4-4。
まだまだ試合は分からない。
まるで昨日の試合を浦学サイドから見ているみたいだ。
試合が動いたのはグラウンド整備を終えた6回表。
木更津総合は1番から。
1番が二遊間を抜けるヒットを放つ。
一死二塁から3番の左前適時打で追加点をあげ、5-4。
グラセンすぐは得点されたくない。
試合の鍵になるポイントのひとつだ。
今日はやっぱり、されたくない事をされてる感じだ…。
木更津総合の勢いを止めたい健大高崎。
裏は4番高山からはじまるも、簡単にアウトをとられなかなか攻撃の手を糸口をつかめない。
さらに7回表。
二死二塁からの連続適時打で7-4
8回表には犠飛でさらに追加点をあげ8-4。
いまだ勢いに乗れない健大高崎には
ものすごく遠い4点のように思えた。
2点差で迎えた9回。
木更津総合は4人で切られ無得点。
9回裏。
やはり安定しない相手投手。
9番古屋が死球で出塁。
流れが、すこし健大高崎に寄ってきた。
1番山下は中飛。
ここで木更津総合の投手は
サイドスローの背番号1へ。
勝負どころ。
後逸で走者が二塁へ。
チャンスが広がる。
さらに2番代打是澤も死球を受け出塁。
3番大越は打席で吠えた。
気合いの一打は左前打に。
一死満塁。
さらに4番高山にも死球をあたえ
押し出しで追加点。8-7。
ついに、相手を捕らえた。
6番大柿。
想いをこめて打ったであろう球は、遊ゴ。
併殺…!
かとおもったが、遊撃手が悪送球。
2人が生還。
サヨナラエラーで試合終了。
劇的な幕切れとなった。
木更津総合
202 001 210 =8
002 200 023x=9
高崎健康福祉大高崎
青柳博文監督は言う。
なんか、勝った。
こんなの、夏の決勝か甲子園かって展開だ。
でも、こんなこともあるんだな。
なんだか少し、釈然としない結果ではあるけれど。
結局私は帰るに帰れず
全ての試合をみることになりそうだ。
決勝の相手は、日大三。
優勝しようよ!
このチームは、どこにも負けないチームになるんだからさ!