サンリオの人気キャラクター「マイメロディ」をアニメ化した
『おねがいマイメロディ』(テレビ東京系)。
2005年4月~2009年3月まで放送され、終了後10年以上経った今もファンから根強い人気があるそうだ。
ワールドグループが展開するバラエティセレクトショップ「ITS’DEMO」は、昨年12月に『おねがいマイメロディ』に登場するマイメロディのママの“名言”を用いたバレンタイン商品を1月18日に発売すると告知した。しかし、前日の1月17日になり、突如、公式サイトで商品発売の中止を発表したのだ。
私は『おねがいマイメロディ』は見ていないが、マイメロディのママは“毒舌キャラ”で知られ、“名言”として『女の敵は女』や『男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ』といった言葉があるそうで、ネット上で、
『ジェンダー・バイアス』を助長するのでは?
といった批判があったからだそうだ。
『ジェンダー・バイアス』って何?
「女の子なんだからお行儀よく」
「男らしく決断しろ」・・・
このような性差・男女の役割などに対する固定概念や偏見。
つまり「性別に対する決めつけ」みたいなものを言うらしい・・・
第58回「過去に戻れるのなら・・・」のブログに書いたとおり、
私は大学生の時「サンリオギフトショップ」でアルバイトをしていた。
「サンリオギフトゲート」といいそこに併設された「Dickory Docky」というサンリオ直販部が手がけた手作りクッキーの専門店で、クッキーを焼いたりソフトクリームを作ったりしていた。
当時(1980年代)は、ハローキティの他、マイメロディ、リトルツインスターズ、タキシードサムなどが人気だった。
アルバイト希望者は多く、採用の際には「面接」が実施された。
お店は社員とアルバイト合わせて15人くらいいて、ほとんどが20代女性。時間帯にもよるが常時4~7人程度が働いていた。
男性は私と店長の2人だけだった。
(もう1人いたが辞めてしまった)
確か1年くらいはバイトしていたと思う。
女性従業員に囲まれて(買い物客もほとんど女性で)、
ハーレム(*^▽^*)かと思いきや・・・
昼になると毎回、2~3人ずつ順番に休憩に入るのだが、これが結構「苦痛」だった。たとえばAちゃんとBちゃんと3人で休憩に入ると、
必ずと言っていいほど、その場にいないCちゃんやDちゃんの悪口を聞かされる。
また、AちゃんとCちゃんと3人で休憩に入ったときは、その場にいないDちゃんだけでなく、あろうことか、仲よさげに話していたAちゃんからBちゃんの悪口まで聞かされる。
悪口の内容はメイク、髪型、私服、性格のことなどなど・・・
そんな話しを聞かされる“だけ”ならまだいいのだが、
「たけちゃん、どう思う??」と、同意を求められるので本当に困る😂。
そこで「確かにそう思う」などと答えようものなら、次はどうなるのか安易に想像がつく。
「お・そ・ろ・し・い・・・」
こういったことは、男性・女性に関係なく多かれ少なかれある。
しかし、「女性にありがち」などと言おうものなら、
『ジェンダーバイアス』だ!と、
炎上するんだろうなあ…