「臨機応変」に | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

NHKの朝の連ドラ「半分、青い。」

毎日見てます(^^)
 
平日は仕事から帰って、録画してあるビデオを見ます。土曜日は朝リアルタイムで見て、録画したやつも後でもう一度...。
朝の連ドラをこんなに良く見るのは生まれて初めてかもしれません。
おそらく最初で最後かも(^^;
 
言うまでもなく、その理由は、この病気になって、急に片耳が聴こえなくなって、主人公のスズメと同じ片耳という境遇だからです。(私の場合はスズメと反対側の右耳が聴こえませんが)
 
以前にもこのブログで何度か触れていますが、脚本を書かれている北川悦吏子さんのことを知ったこと、やはり私と同じ聴神経腫瘍を患い、同じく後天的に片耳という境遇になられていたこともその理由の一つです。
 
スズメは全く、スマートな生き方をしていません。でも、あちこちにぶつかりながらも前向きに生きているその生き方が、何か私自身にも元気や勇気を与えてくれるているような気がして、一回たりとも見過ごせないのです。
 
 
今日の放送で、スズメのこんなセリフがありました。
 
「ええか、お母ちゃん。
この世は両耳聞こえる人用に出来とる。
私のためには出来とらん。
仕方ない。
聴こえんでも、聴こえとる振りして生きる。
臨機応変や。」
 
片耳が全く聴こえないということ、両耳聴こえないよりはよっぽどマシだと思うでしょう?
私もそう思っていました、と言うかそんなこと考えたコトもなかったと言うのがホントです...自分がそうなるまでは...。
 
「臨機応変」に私も生きて行けるかなぁ?