来週から仕事に復帰することが決まりました。頭痛や手術創の痛み、麻痺などの心配は今のところ無いのですが、気になるのはやはり片耳での対応ですね。
以前、片耳をサポートする機器を試しているというお話をしました。
この時、「クロス補聴器」というモノがあって、とても良さそうだけど値段が数十万もして高くて買えない、という事を書きました。
その後、色々と調べていく中で、補聴器と似たような機能を持つのに値段がずっと安い集音器というモノがある事を知りました。既にご存知の方もいらっしゃると思いますが...。
補聴器は「医療機器」として薬事法に基づき厚生労働省によってその販売が認可されていないといけません。集音器はこの認可が必要無いというわけです。ですから、性能の低いものや健康に影響があるものも販売可能という事なので注意が必要です。
ちなみに、全ての医療機器は人の身体に及ぼすリスクに応じて「一般医療機器」、「管理医療機器」、「高度管理医療機器」の3つに分類されています。補聴器はこの内の「管理医療機器」に当たります。
私が調べた範囲内では、機能的にクロス補聴器に当たるような「集音器」は見つかりませんでした。何故なのか?
我々「片耳の人」が必要としているのは、聴こえない方の耳の付近で音を拾って、それを聴こえる方の耳に伝えてくれるというごく単純な機能です。それなのに何で製品が無いのかなぁ、というのが私の感想です。今知る範囲では、既成のモノを改造して使う必要がありそうです。
コレについてはもう少し研究する必要があるなぁと(^^;
(参考)
一般医療機器(クラスⅠ)副作用や機能障害が生じた場合でも、人の生命・健康に影響を与えるおそれがほとんどないもの(メス、ピンセット、X線フィルムなど)
管理医療機器(クラスⅡ)人の生命及び健康に影響を与えるおそれがある→適切な管理が必要なもの(電子内視鏡、MRI、消化器用カテーテルなど)
高度管理医療機器(クラスⅢ、Ⅳ)人の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがあるもの(透析機器、ペースメーカーなど)
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