今日は先日不覚にも負ってしまった左手の「負傷」が治りきらず、余計な療養事項が増えてしまったことを憂いつつも、自分の病気とは全く関係ないことを書きます。
サッカーや野球の活躍は言うに及ばず、日本の優れた技術などが紹介されると、何か嬉しくなってしまうのですが、今回は子どもの頃からお世話になっている「正露丸」がすごかったというお話。
ニュースなどでご覧になった方もいると思いますが、正露丸の製造販売元の大幸薬品(ラッパのマークの)が、2014年にアニサキスの活動を抑える効果があるとして、正露丸の主成分・木クレオソートの活用に関する特許を取得していたそうです。
アニサキスの幼虫が寄生している魚介類を生のまま食べてしまうと激しい胃痛が起きる病気が胃アニサキス症。治すには内視鏡でこの幼虫を取り除く必要があります。たった1匹でも発症するそうです。恐ろしいですねー。
このラッパのマークの会社は、正露丸の主成分木クレオソートについて、アニサキス症の予防・症状改善のための薬剤としての活用に関する特許(特許第5614801号)を取得しているのですが、薬機法という法律ではアニサキス用の薬としては認められていないので、ちなみに正露丸の効能書にはこの事は書いてないんです。
何しろアニサキス症が疑われた患者が服用すると、鋭い腹痛は1~2分で消失したという報告もあるそうです。
すごいぞ、正露丸❗️
なんか奥床しいところも惚れ直しました(笑)
※みなと新聞(7月9日配信)記事を参考
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