祝‼️退院 | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

本日、入院22日目をもちまして、お陰様で無事退院となりました。

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手術直後のICUで過ごした一夜は、もう二度と経験したくないなぁ、というのが正直な感想です。
でもそれを乗り切ってからの入院生活はそんなに悪いものではありませんでした。
 
私も入院や手術を決めるに当たって、色々な方が書いてくださっているブログを読ませていただきました。それぞれの方が持つ不安や悩みについて、私も同じ道筋を辿り、痛いほど共感しました。
 
どちらかと言うと楽天的な私は、うまく行って問題が無かった様なケースを必死で探していたように思います。そして勝手に解釈して都合よく自分の安心材料にしようとしていました。
 
最悪の結果を想定し、もしそうなってしまった場合のココロの準備をしておくという考えもあります。そういう覚悟も立派だし、必要なことではあります。しかし、私はとてもそんなマネはできないなと。
 
覚悟をしようとしまいと、結果は同じ様に訪れます。どうせ同じなら、結果が出るまでは良い様に考えようと思っていました。運命を受け入れるなどという、カッコいいものでは全然無いですが...。
 
結局、私の場合は予想していた以上に良い結果になりました。勿論油断は禁物で、これからも十分に注意が必要なのですが。
 
術側の右耳は完全に失聴したものの、顔面麻痺等は一切無く、目も閉じられるし、口に含んだ飲み物が漏れることも無く、味覚も正常でちゃんとバランスを取って歩けます。
本当に幸せなことだと思います。
 
しかしこれは、決して私が特別にうまく行った例では無いと思っています。医学は日々進歩していて、私達よりも以前に手術を受けられた方々の貴重なケースの積み重ねによって確実に良い結果が出る様に進んでいるのだと、確信を持って言うことが出来ます。
 
ですから、同じ病気を持つ方々にも、是非絶対に良い結果が訪れることを信じて、病気に立ち向かって欲しいと願っています。
 
私もまだまだ治療の途中です。
一緒に頑張りましょうね!!
 
お世話になった担当の看護師さんに見送られて、退院する私。(X氏撮影)